コンパクトでも臨場感たっぷりの3Dサウンド体験　プレミアム・サウンドバー「Denon Home Sound Bar 550」AlexaやHomeKit対応

ディーアンドエムホールディングスの音響機器のブランドのひとつである株式会社デノンは、2021年5月下旬発売と案内していたHEOS Built-inサウンドバー「Denon Home Sound Bar 550」の発売日を当初の予定から約1か月前倒しし、2021年4月23日(金)に変更することを発表した。価格はオープン。

「Denon Home Sound Bar 550」について

Denon Home Sound Bar 550は横幅わずか650㎜のコンパクトな筐体でありながら、声の繊細な表情、質感をありのままに描き、アクションシーンの轟音も余裕で再生するプレミアム・サウンドバー。3Dサウンドフォーマット「Dolby Atmos」および「DTS:X」に対応し、ワンボディのサウンドバーだけで包み込まれるような臨場感たっぷりの3Dサウンド体験を可能にする。

臨場感あふれる3Dサウンドのために専用設計の6つのドライバーを搭載し、4つのミッドバスドライバーにはロングストロークと低歪を実現する真円形状のユニットを採用。役者のセリフやボーカルの声の繊細な表情や質感をありのままに表現する。さらに50mm x 90mmパッシブラジエーターにより、アクションシーンの轟音やバスドラムなどの低音も迫力たっぷりに再生する。


ドライバーを支えるエンクロージャーはFEM（有限要素法）による強度解析を用いて設計。不要な振動を抑制することで透明感の高いサウンドを実現した。さらに全てのデノン製品のサウンドクオリティを管理するサウンドマスターによる入念なサウンドチューニングを行い、Hi-FiコンポーネントやAVアンプに通ずるデノンらしい原音の魅力をストレートに伝えるサウンドに仕上げている。

視聴コンテンツに合わせて選べるモードを搭載

Denon Home Sound Bar 550は視聴するコンテンツや環境に合わせて選べる3種類のサウンドモード(Movie/Music/Night)のほか、ニュースやナレーション、映画のセリフなど、人の声を明瞭にする「ダイアログエンハンサー」機能を搭載する。さらにデノンならではの「Pure モード」も搭載。サウンドモードやバーチャルサラウンド、ダイアログエンハンサーなどの処理を停止し、再生音への脚色を排除することにより、音源に収録された音を可能な限りストレートに再生する。



ネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」を搭載し、Amazon Music HDやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオ、ハイレゾ音源の再生、AirPlay 2、Bluetoothなど音楽を楽しむための機能も充実。また、Denon HomeシリーズのスピーカーやAVアンプ、ミニシステムなどのHEOS Built-in機器と同じネットワークに接続するだけで、家じゅうで音楽を楽しめるマルチルームオーディオシステムを構築することができる。

eARC(Enhanced Audio Return Channel)およびARC に対応しているため、テレビとの接続は付属のHDMIケーブルで繋ぐだけで完結。テレビの前に設置して電源コードとHDMIケーブルをつないだら、HEOSアプリの指示にしたがってネットワークに接続するだけでセットアップが完了する。

操作はリモコン、アプリのほかAlexa搭載デバイスでも可能

操作は付属のリモコンの他、HEOSアプリでも行うことができる。音量はHDMI CEC対応テレビのリモコン、または本体上部の操作パネルのボタンでも調整可能。さらにAmazon Alexaに対応。同じAmazon EchoなどのAlexa搭載デバイスに話しかけるだけで音楽の再生や音量の調整などの操作がハンズフリーで行える。AppleのHomeKit対応デバイスからの音声コントロールにも対応する。

Denon Home Sound Bar 550には音声コントロール用のマイクが内蔵されており、ファームウェアのアップデート(2021年春に提供開始)により、Denon Home Sound Bar 550だけでAlexaの機能を使用できるようになる。なお、ユーザーの明示的な許可がない限り、マイクは有効にならない。

デノンについて

2020年10月1日に創立110周年を迎えたデノンは、日本初のレコード・蓄音器製造会社、および日本初の業務用録音機器製造会社を起源とするプレミアムオーディオブランド。世界初のデジタルPCMレコーダーを実用化するなど、革新的な技術力と開発力は、世界中から高い評価を得ている。2001年からはその呼称を「デンオン」から「デノン」に統一し、グローバルブランドとしてさらにその活躍の場を広げている。

この記事を読んだ人におすすめ

関連する記事はまだありません