栃木県が主体として推進する『栃木県ABCプロジェクト』で、埼玉工業大学が研究開発中の自動運転バス車両を使った実証実験が行われている。出発式が6月6日(日) 10時より開催され、福田栃木県知事、古口茂木町長ほか関係者が試乗した。
福田知事は試乗後のインタビューで「快適な乗り心地に感心」したとしている。
午後には、一般試乗も始まり、当日は約30人の県民が試乗し、未来の自動運転バスを体験した。
『栃木県ABCプロジェクト』とは
『栃木県ABCプロジェクト』の名称は、自動運転システム(Autonomous)を導入した路線バス(Bus)の本格運行を目指した挑戦(Challenge)を由来とする。
この実験は、栃木県が実施主体、株式会社建設技術研究所が実証実験の運営主体となっている。アイサンテクノロジー株式会社が自動運転実証実験の実施、および高精度3次元地図の作成を主な役割として参加をしている。同社は、本実証実験運営主体である株式会社 建設技術研究所、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社、株式会社フィールドオート、埼玉工業大学と共に、高精度3次元地図とGNSS及びLiDARを用いた自動運転システムによるマイクロバスを運行する実証実験を実施。また、実験の目的に対して、走行安全性、社会受容性、ビジネスモデル可能性の観点から実験結果を検証する、としている。
体験試乗は6月20日(日)まで。実証実施にあたっては、感染拡大防止ガイドラインを遵守し開催される。感染拡大など状況に応じて実証実験実施内容が変更されることもあるので、体験試乗には確認が必要。
詳細は下記を確認のこと。
「栃木県ABCプロジェクト「自動運転バスに乗ろう@茂木町」の実施について」
https://www.pref.tochigi.lg.jp/h03/houdou/20210507abcproject-press.html