農業用ロボットの開発を加速 東大キャンパス内にイチゴの完全自動栽培ロボットの研究開発施設「HarvestX Lab」設立

植物工場向けの授粉・収穫ロボットを開発するHarvestX株式会社は、東京大学の本郷キャンパス内にあるアントレプレナーラボにイチゴの完全自動栽培ロボットシステムの研究開発施設、HarvestX Labを設立したことを発表した。


概念実証から導入前検証へ、製品化へ加速

これまでHarvestXは簡易的な栽培設備やイチゴ農園の協力の元、授粉及び収穫の検証を行なってきた。 授粉や収穫といった要素技術の実証実験は既に完了し、今後はロボットシステムの検証・評価項目の追加、試験サイクルを加速していく。そのため、一年を通じて試験できる専用の研究開発施設が必要として、この施設の設立に至った。


植物工場事業会社と同等の栽培設備を使用することで、開発環境と実際の運用環境の差を減らし、製品の機能や品質向上を目指したい考え。2021年夏頃には、植物工場に特化した機能拡充に向けて新たなロボットを発表予定としている。

HarvestX Lab設立により、製品開発及び検証を加速していくために、検出や制御システムを担う人材も積極的に採用を進めていく方針。
採用については下記のリンク先を確認のこと。
https://harvestx.jp/recruit



セミナー登壇

東大関連ベンチャーの支援を行なう東大IPCが主催する、ビジネスマン&学生向け無料オンラインセミナー「DEEP TECH DIVE LIVE! #2」にて代表の市川氏が登壇する。
「ロボット×AIで、ヒトの労働環境改善に挑む!」のテーマにて、ロボット×AI領域で展開するスタートアップ3社のうちの1社として、各社のコア技術、業界の展望、一緒に仕事をしたい人物像や募集中のポジションなどについて語る予定。

開催日時:
2021年6月24日(木)19:30~21:00
登壇者:
HarvestX株式会社 CEO 市川 友貴氏
TELEXISTENCE inc. 代表取締役CEO 富岡 仁氏
コネクテッドロボティクス株式会社 取締役COO 佐藤 泰樹氏 (順不同)

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ロボスタ編集部

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