人とロボットが共に暮らす未来社会の実験場「コモングラウンド・リビングラボ」 中西金属敷地内にグランドオープン

大阪商工会議所は2025年大阪・関西万博を見据え、人とロボットが共に暮らす未来社会の実現に資する「コモングラウンド」の趣旨に賛同する異業種企が、本日、世界初の共同実験場として「コモングラウンド・リビングラボ」を中西金属工業本社敷地内(大阪市北区天満橋3-3-5)にグランドオープンすることを発表した。同ラボは様々な人の価値観に合ったスマートシティ向けのサービスやアプリケーション開発を後押しし、より豊かな都市生活の実現に貢献することを目指す。



コモングラウンドと「コモングラウンド・リビングラボ」について

コモングラウンドは大阪・関西万博が目指すSociety5.0の実現に貢献する次世代都市の空間情報プラットフォーム。コモングラウンドの共通仕様を活用し、フィジカル空間の様々な情報を都市や建築等の3Dデータに紐づけることで、人やロボット、デジタル空間のキャラクター等が同じ認識を持ち得る環境が実現され、それらが共に暮らす未来都市の基盤になる。


コモングラウンド・リビングラボはプラットフォーマー、サービサー、メーカー等様々な立場の企業が集う、コモングラウンドを備えた環境を実現した世界初の共同実験場。同ラボはシェアオフィス(95㎡)と共同実験場(138㎡)から構成され、カメラやLiDAR等のセンサー技術を活用し、フィジカル空間とそれを再現したデジタル空間との間で、リアルタイムかつ双方向に情報をやり取りすることが可能。この環境を活用し、センサーを持たないモビリティが自律走行したり、フィジカル空間とデジタル空間にいる人々が同じ場にいるかのように自然に会話をしたり、といった実験が可能になる。

実験場

シェアオフィス


コモングラウンド・リビングラボの概要

コモングラウンド・リビングラボはコモングラウンド・リビングラボ運営委員会が会員制で運営する。現時点の参画企業は15社で、今後も幅広く参画企業を募集していく。

運営主体:コモングラウンド・リビングラボ運営委員会(6社・団体で構成)


運営体制:会員制(運営委員、ゴールド/シルバー/アカデミアメンバー、ユーザーで構成)参画企業

ゴールドメンバー(6社)


シルバーメンバー(9社)※ロゴ非掲載の企業1社を含む

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム