11月開催「ロボカップアジアパシフィック2021」公式ページがオープン ロボットクリエイター高橋智隆氏インタビュー記事も公開

ロボカップアジアパシフィック2021あいち開催委員会事務局は「ロボカップアジアパシフィック2021の公式ホームページ」を6月28日にオープンした。

「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」は2021年11月25日(木)から11月29日(月)まで、競技やイベントがAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で、シンポジウムがデザインホール(ナディアパーク内)で開催される。なお、オンサイト競技とバーチャル競技の両方を行うハイブリッド形式での開催を予定している。

■動画 RoboCup Asia-Pacific 2021 Aichi PV

公式ホームページのオープンと同時に、「競技参加チームの募集」と「シンポジウムの論文募集」も開始した。また「特別インタビュー」としてロボットクリエイターの高橋智隆氏が登場、「ロボットクリエイターの仕事、ロボカップの魅力、そして将来のサイエンティストたちへ」が掲載されている。




「ロボカップアジアパシフィック2021あいちとは

「ロボカップ」は、人工知能を搭載し、人の手を介さずに動くロボット「自律型ロボット」の国際的な競技大会。世界大会は1997年に第1回目を名古屋で開催、これまでほぼ毎年、世界各地を転戦して開催されてきた。2017年には名古屋に凱旋して開催され、ロボットブームと相まって盛り上がりを見せた。

「ロボカップ2017名古屋世界大会」の様子(参考記事「ロボカップ2017名古屋世界大会が開幕!世界約40ヶ国、約3千人の学生や研究者が参加」)

■動画 RoboCup2017 Impressions

「ロボカップアジアパシフィック」(ロボカップAP)は、主にアジア太平洋地域を対象とした大会で、2017年から開催がはじまった。日本での開催は今回が初めて。ロボットによるサッカー競技を始め、家庭を舞台にした@ホーム、災害現場などを想定したレスキュー、ロボカップ・インダストリアル・ロジスティクス、ロボカップジュニアなど、様々なカテゴリーで熱戦が繰り広げられる。

また、サイドイベントとして、ロボットの歴史や最先端のロボット技術を体感できる企画展や、子どもを対象とするプログラミング、ロボット工作などのワークショップ等も実施され、それらも見どころのひとつとなっている。

事務局は「大会を通じて、来場される皆様にロボットへの親しみや夢を感じていただくとともに、ロボットの技術力と可能性を愛知から世界に向けて発信します」と語っている。


ロボカップアジアパシフィック2021あいち インタビュー特集

第1回 ロボットクリエイターの仕事、ロボカップの魅力、そして将来のサイエンティストたちへ


第2回 コロナ禍で求められるロボカップ関連の最新ロボティクス技術

第3回 病院や介護施設で活躍するロボット最前線

第4回 ロボットと教育「未来へビジョンを示し、問い続けることが大切」

第4回 ロボカップにドローン競技が初登場「フライングロボットチャレンジ」のルールと魅力にせまる

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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