小売業界においては、利用客と店員の接触機会の低減や店舗運営の生産性向上を実現するソリューションが注目されている一方で、高額な初期投資とランニングコスト、レイアウトやオペレーションの大幅な変更が導入のハードルとなってきた。
そこで、人工知能「SPAI」や無人AIレジなどの開発を手掛けるサインポスト株式会社は、商品バーコードの読み取りから精算まで行うことが可能なPOSセルフレジ「EZ レジ」(イージーレジ)を開発し、2021年秋から提供を開始することを同年7月12日に発表した。
同社は、小売事業者のセルフレジに対するニーズと課題解決に応えるために、AI搭載レジ「ワンダーレジ」の開発で培った技術やノウハウを活かし、 信頼性が高く、かつ低価格で提供可能な POSセルフレジ「EZレジ」を開発。小売事業者からは、課題の提示より半年あまりで製品を具現化した開発スピードや、コストと機能面でも評価を得ており、今後もこれらのレジをはじめ、小売店の生産性と利用客の満足度の向上に貢献する製品・サービスの開発に取り組んでいくとのことだ。
「EZレジ」の主な特徴
月額利用料9,800円(税抜)からの廉価な価格設定で、直感的なインターフェイスデザインをもつ同製品は、携帯端末との接続機能を搭載。バッテリーレス設計である他、高い拡張性も有している。
月額利用料9,800 円(税抜)から
小売店舗の業務ニーズと必要な機能を追求し、セルフレジとして最低水準の価格を実現。料金には EZレジ本体のほか、POSシステム、ソフトウエア、コールセンターの利用料が含まれている。なお、電子マネーなどの加盟店登録料、決済端末利用料及び決済手数料等は含まれない。
直感的なインターフェイスデザイン
ワンダーレジのノウハウを活かし、利用者が操作に迷わないシンプルな画面 UI を独自開発。音声に よる操作案内も可能。
店員通知機能
携帯端末との接続機能を搭載。レジにスタッフが常駐しなくても、EZレジからの呼び出しやエラーの通知を携帯する端末で受信し、速やかに接客対応することが可能だ。
バッテリーレス設計
リチウムイオン電池などの大容量バッテリーを非搭載とすることでバッテリーの劣化による不具合がなくなり、安定して長く利用できる。また、これにより軽量かつコンパクトな設計を実現した。
高い拡張性
交通系ICカード、各種電子マネーのほか、現金決済やクレジットカード、QRコード決済等も対応可能。また、店員通知機能にリモートカメラや通話用のマイク等の追加もできる。(機能の追加や他のシステムとの接続等については、別途相談。)
「EZレジ」の導入効果
同製品を導入することで、レジ待ち時間の短縮、人手不足の解消とコストの削減が可能になる。また、非接触・非対面での販売も実現できる。
レジ待ち時間を減らす
有人レジに EZレジを追加すれば、わずかな投資とランニングコストでピークタイムのレジ待ちの混雑を緩和できる。
人手不足の解消とコストの削減
店員通知機能を活用することで、サービスの質を維持しながらレジ業務の省人化や無人化を図る。生産性を向上し、人手不足の解消と運営コストの削減を実現する。
非接触・非対面での販売の実現
利用者自身で選んだ商品を精算し、キャッシュレスで決済するので、利用者と店員が接触せずに買い物が可能。利用者のニーズに応える新しい買い物方法を提供できる。
■【動画】【低価格セルフレジ】EZレジ紹介動画
■【動画】お店が変わる、買い物楽しく。~無人AIレジ「スーパーワンダー」「ワンダーレジ」の紹介~
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