自由に話せて動ける分身ロボットの新製品『OriHime Porter』オリィ研究所が発表 OriHimeとワゴン型アバターモビリティの融合

分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所は、カフェでの接客や展示会場での説明、受付誘導などに導入できる移動可能な『OriHime Porter』(オリヒメポーター)をリリースすることを発表した(上の画像はOriHime Porter製品ページより引用)。


OriHime Porterの特徴

『OriHime Porter』(オリヒメポーター)は遠隔コミュニケーションロボットOriHimeと接続し、遠隔地から走行操作できるアバターモビリティ。直感的な遠隔操作で安全に自由な移動を行うことが可能であり、周囲の人とはOriHimeを通じた身振り手振りを交え、そこに本当に人がいるかのような自然なコミュニケーションが可能となっている。

画像はイメージ

衝突防止センサーを備え、人が遠隔操作を行うため人共存環境でも安全性が高く、導入先の地図生成やロボット導入初期の作業負荷が少ないことも特徴。OriHimeの横に搭載されたタブレットは遠隔で資料を表示する事もでき、メニューやQRコードなどを表示しての案内を行う事ができる。

オリィ研究所が実施する『分身ロボットカフェ DAWN ver.β』(ドーンバージョンベータ)では2018年8月に発表した移動可能な大型の分身ロボット「OriHime-D」(オリヒメディー)を用い、コミュニケーションと給仕の実験を実施している。この実験カフェで培った移動性と寄せられた要望から、「OriHime+遠隔操縦できるワゴン」というコンセプトで新しいプロダクト『OriHime Porter』として再設計。必要な機能を見直すことで、配送ロボットとしての導入コストを抑えることを可能にした。今後、実際に分身ロボットカフェ DAWN ver.βほか、自治体や他社での接客/運搬業務での実証を踏まえ、社会実装への取り組みを進めていく予定。


『OriHime Porter』の導入シーン

人が遠隔で操作するため、複雑な環境でも安全に移動しながらも、周囲の人に対し自然な声がけをするなど臨機応変な対応が可能。

1.オフィスや商業施設での誘導
OriHimeの隣に設置されているモニターに地図や店舗のお知らせなど、資料を映し、切り替えたりしながら案内が可能。資料は誰でも簡単に作成可能。ユーザーと自然な会話を交わしながら、目的地まで誘導することができる。

画像は『OriHime Porter』製品ページより引用

2.展示会
モニターに情報を映し出したり、パンフレットを載せて運んだり、配ったりすることが可能。店頭での呼び込みなど、人ならではの案内もできる。

画像は『OriHime Porter』製品ページより引用

3.カフェなどでの接客・運搬
席への案内や、注文された商品を棚に載せて運搬することが可能。自然な声がけをしながら臨機応変な接客対応ができる。

画像は『OriHime Porter』製品ページより引用



『OriHime Porter』デザインのポイント

「あたかもそこに人がいるかのような」やりとりを実現する分身ロボットOriHimeのデザインに合わせた曲線で構成。アルミ素地の曲線のフレームに温かみのある木材の棚板のコントラストで、すっきりと上品でありながら温もりを感じられるデザインとなっている。


デザインは歴代のOriHimeのデザインを手掛ける代表吉藤氏と、GROOVE X社「LOVOT」(ラボット)、電動バイク「zecOO」(ゼクウ)、やわらかい超小型EV「rimOnO」(リモノ)など、アイコニックなデザインを得意とする気鋭のクリエイティブ・コミュニケーターの根津孝太氏(有限会社 znug design 読み:ツナグデザイン)が担当。オリィ研究所の製品としては初のインダストリアルデザイナーとのコラボのプロダクトとなる。


『OriHime Porter』の仕様

サイズ H1300mm×W370mm×D360mm
本体重量 約16kg(OriHime本体・付属iPadディスプレイ含む)
積載スペース 内寸W315mm×D350mm×3段
最大積載重量 1棚あたり最大5kg(全体で10kgを超えないこと)
移動速度 時速約1~2km程度
稼働時間 連続8時間(利用方法によって稼働時間は異なる)
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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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