渋谷区・新宿区・豊島区のファミリーマート130店でトイレの空き情報や滞在時間、利用頻度をIoTで管理へ
株式会社バカンは、同社のトイレ向け混雑可視化IoTサービス「VACAN Throne(バカン スローン)」及び「VACAN AirKnock(エアーノック)」を、渋谷区・新宿区・豊島区のファミリーマート130店に、2021年7月12日より順次提供開始した。
同サービスは、トイレの入退室をドアセンサーで検知し、滞在時間及び利用頻度を管理するもので、これにより、一定時間以上のトイレ滞在の場合は、利用者の安全確認が可能になる(利用者の個人情報を取得することは一切ない)。
同社では、昨年から一部の店舗での実証実験をスタートさせており、実験の結果を踏まえ、導入を拡大することとなった。
導入サービスについて
今回提供開始したサービスはトイレや会議室の空き情報をリアルタイムに可視化できる「VACAN Throne」と、同サービスのオプション昨日である「VACAN AirKnock」だ。
「VACAN Throne」
手のひらに収まる程度のセンサーを、場所を選ばず簡単に設置でき、トイレや会議室の空き情報をリアルタイムに可視化できる。検知した入退室の情報に関してはデジタルサイネージやウェブサイト、アプリなどで確認可能。すでに商業施設やオフィスで多数導入されている。
「VACAN AirKnock」
VACAN Throneで取得した混雑情報と利用時間を、個室内壁面に設置したタブレットに表示することが可能。導入済みのオフィスでは、1個室あたり1日45分のトイレ利用時間の削減効果が確認されている(※利用削減時間は参考値であり、場所や環境によって異なる)。
同時にこれまで取得できていなかった、トイレ利用時間や頻度などのデータを取得することで、より効率的な清掃や備品管理などのオペレーションの構築が期待できる。また、長時間の利用をリアルタイムに検知し通知することで、急病人などの発生を早期に把握できる。
■【動画】トイレの混雑を解消するAirKnock(エアーノック)|VACAN
株式会社バカン
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