AIカメラで飲食エリアの混雑状況を可視化 館内サイネージに掲出 ぐるなびが「ピエリ守山」で実証実験
株式会社ぐるなびは商業施設の来館者が安心安全に外食できる環境を整備し、飲食店への送客拡大につなげることを目的に、AIカメラで飲食店の混雑状況を可視化しリアルタイムに発信するサービス「飲食店LIVEカメラ」を活用したサイネージでの送客施策の実証実験を、双日商業開発株式会社が運営する滋賀県守山市の商業施設「ピエリ守山」にて、2021年8月3日(火)より開始することを発表した。
館内サイネージに飲食エリアの混雑状況を掲出
実証実験では「ピエリ守山」の飲食エリアにAIカメラを設置し、飲食店の混雑や行列の状況を撮影。撮影された画像はAIが解析し、自動判別で人物が匿名化される。この画像を館内に設置されているサイネージに1分おきに更新して掲出することで、飲食エリアの混雑状況がリアルタイムでわかるようになる。さらに、アイドルタイムには各飲食店で利用できるタイムサービスクーポンを発行。これにより、来館者はサイネージ上のQRコードからクーポンを取得し、安心安全かつお得に外食を楽しむことができる。
ぐるなびが2021年6月にぐるなび会員を対象に実施した調査では、外食してもよいと思う条件について、「隣席との間隔や店内のスペースが広く、ゆったりしているお店」が80.5%、「来店客が少ないお店」が71.8%の回答があり、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、混雑を避けたお店選びの意識の高まりがうかがえる。このような背景から、実証実験の実施により来館者の安心安全に配慮したお店選びをサポートし、空席がある飲食店への送客拡大につなげる。
今回は、「ピエリ守山」の飲食店12店舗を対象に2021年9月30日(木)まで実証実験を実施し、実証実験の結果をもとに今後は全国の商業施設でのサービス展開を検討していく。ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義のもと、事業を推進している。今後も「飲食店経営サポート企業」としてさらなるサービスの拡充を図っていくとしている。
期間:2021年8月3日(火)~9月30日(木)
対象:「ピエリ守山」2階レストランパーク、フードテラスの飲食店12店舗
クーポン例:10%OFF、100円割引、味玉トッピング無料など
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。