企業・学校対抗のプログラミングコンテスト「PG BATTLE 2021」今年も開催 昨年は459チームが参加、優勝した企業と学校は

株式会社システムインテグレータは企業・学校対抗のプログラミングコンテスト「PG BATTLE 2021」を今年も開催する。日程は2021年10月23日。エントリー期間は10月16日(土)まで。参加部門は「高校、中学、小学校、その他スクールの部(18歳以下)」「大学&大学院、高専、専門学校の部」「企業の部」の3部門でそれぞれ競う。昨年は、計459チーム、1377名が参加、優勝には、Indeed、東工大、灘中が輝いた。

好評だったスポンサー制度、賞金などは今年も継続。スポンサー名を冠したスポンサー賞(飛び賞)は、上位に入らなくても賞品をもらえるチャンスがある。また、「PG BATTLE 2021」では、C++において、AtCoder Library(ACL)の利用が可能。さらに、「PG BATTLE 2021」の結果発表(YouTubeで配信)には千代田まどか(ちょまど)氏と高橋 直大氏が出演する。



関連サイト
「PG BATTLE 2021」


昨年は459チーム・1377名が参加

PG BATTLEは1チーム3名による企業・学校対抗プログラミングコンテスト。作品を提出して審査する方式ではなく、4つの出題に対して90分間にリアルタイムでプログラムを作成するオンライン競技。同じ条件で一斉に行うプログラミングバトルのため、実力がそのまま結果に表れるガチンコ勝負という点が人気。参加者には個人順位も通知されるため、自分の実力を把握することもできる。

昨年は企業の部198チーム、大学&大学院、高専、専門学校の部189チーム、高校、中学、小学校の部72チームの計459チーム・1377名が参加。最も参加チームが多かったのは東京大学24チームと他を圧倒した。参加者の使用言語はC++がもっとも多く549人、次に多いのがPython 189人、続いてJava 160人となった。

PG BATTLE2020結果発表会の様子(YouTubeからキャプチャ)
関連サイト
「PG BATTLE 2021」


「PG BATTLE」の競技内容

PG BATTLEは1チーム3名でエントリーする。同じ会社、同じ学校内で構成された3名1チームであれば、誰でも参加可能(1人が複数チームに属することはできない)。競技内容はプログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」を使って90分間のうちに4問のプログラムを書いて提出する。問題には難易度の異なる「ましゅまろ」「せんべい」「かつおぶし」があり、3人の中で誰がどの問題を受けるか決める。順位は3人の合計点数で競う。満点は300点。同じ点数の場合は、解答時間の短い方が上位となる。


「TOPSIC」はシステムインテグレータが開発したプログラミングスキル判定クラウドサービス。英語力を数値化したTOEICのようにプログラミングスキルを客観的に測定することが可能。全自動採点方式のため、オンライン・リアルタイムにテスト結果が確認できる(PG BATTLEでも30分後に結果が確認できる)。また、多言語にも対応し、TOEICが英語能力の見える化に貢献したように、インターナショナルなプログラミングスキル判定のスタンダードを目指して国内外への普及に努めている。

TOPSICの対応言語

「PG BATTLE2020」部門別の使用言語


ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム