ソフトバンクグループの大規模接種会場にCO2濃度を可視化する「まもセンサー Air」導入 予診室や経過観察のスペースなど9か所に設置

株式会社IoTBankは通信機能を備えたCO2濃度・温湿度センサー「まもセンサー Air」が、WeWork乃木坂で実施しているソフトバンクグループの新型コロナウイルスワクチン大規模接種会場で導入されたことを発表した。


9か所に「まもセンサー Air」を設置

ソフトバンクグループは新型コロナウイルスワクチンの職域接種を2021年6月21日から順次開始し、グループ各社の従業員とその家族、ソフトバンクショップやワイモバイルショップ、コールセンターに勤務するスタッフがワクチン接種会場に来場している。ワクチン接種会場では検温、ソーシャルディスタンス、換気など、徹底した感染症の対策を行われているが、さらなる対策を推進するため「まもセンサー Air」が導入された。同製品の導入はソフトバンクグループで「まもセンサー Air」の法人販売やマーケティングを行うSB C&S株式会社の協力により実現した。


ソフトバンクグループのワクチン接種会場では受付、接種交付窓口、予診待ちや経過観察のスペースなど、9か所に「まもセンサー Air」本体が設置されている。これら9か所のCO2濃度の状況は一括管理され、CO2濃度が設定した値に上昇した際には担当者へEメールによるアラートが届き、換気や人の流れの調整などを行っている。また、各所にBLEサイネージを掲示しているため、来場者はCO2濃度をリアルタイムでチェックすることができる。

「まもセンサー Air」本体設置状況

ソフトバンクグループのワクチン接種会場 予診室

まもセンサー Air管理画面(9か所に設置されている「まもセンサー Air」のCO2濃度の状況は一括管理されている)

ポスター掲出状況

今後は履歴データを蓄積し、CO2濃度が高くなる時間帯や受付や進行の状況などとの相関を分析し、さらなる効果的な感染予防策を支援していくとしている。


まもセンサー Airについて

「まもセンサー Air」はLTEや各種サービスを標準搭載したCO2濃度、温湿度が測定できるデバイス。高精度NDIR方式のCO2センサーを搭載し、最大100台分までを一括管理が可能。CO2濃度は本体のランプの色で確認できることに加え、計測データを5分間隔でクラウドへ送信し、外出先からでもWebで確認することができる。


また、ユーザーが設定した一定値に達すると、メールアラートを送信することも可能。さらに、最大2日間のデータを時系列グラフでリアルタイムに表示できるほか、過去30日間の履歴データをCSV方式で入手できる。Wi-Fi接続設定が不要のLTE Cat.M1モジュールを搭載し、SoftBankのLTE網に接続するため、通信契約の必要はない。また、1年間は追加費用も掛からない(2年目以降は継続利用のお申込み年額5,500円(税込)が必要)。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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