子ども向けSTEAMプログラミング教育を行う株式会社プロキッズは、兵庫県姫路市と共に「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2021」を行うことを発表した。
同コンテストは農業分野が抱える課題を解決するためのアイディアを農業ロボットとして発表してもらうアイディアコンテスト。実際にロボットを作る必要はなく、子どもたちが思い描く「農業ロボットの絵」と「特徴」を募集する。日本全国に住む小学生から中学生までが参加可能。
姫路市がコンテストを開催する背景
兵庫県姫路市は農業とテクノロジーの双方に精通した人材の育成が必要と考え、内閣府の地方創生推進交付金事業「スマート市民農園×STEAM教育による地域に根付くアグリテックの担い手育成事業」を開始した。情報通信技術(ICT)を活用した農業で新たなアプローチを生み出せる人材を輩出することを目標に、同コンテストを行う。
「未来の農業ロボット アイディアコンテスト」とは
農業分野は就農者の高齢化や使われない畑の増加や人手不足など、さまざまな課題を抱えている。こうした課題を小学生から中学生に身近に感じてもらうために、農業の現状の課題に目を向け、それを解決するための未来のロボットのアイディアを発表してもらうコンテスト。受賞作品には賞品プレゼント、さらに第一回アグリテック甲子園の会場にて展示も予定している。
【募集要項】
コンテスト名 | 「未来の農業ロボット アイディアコンテスト2021」 |
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募集期間 | 2021年9月8日(水)〜2021年10月31日(日) |
対象者 | 日本全国に住む小学生または中学生 |
募集内容 | 農業の課題を解決するアイディアとして「農業ロボット」のイラストや特徴を募集する ※送信ファイルはイラストを写真にした画像ファイルまたPowerPointで作成したもの |
応募ページ | 以下の応募ページでは世界中の農業に関するロボットなどの動画のほか、応募する画像ファイルの例が掲載されている。 https://prokids.jp/home/agrirobot_contest2021 |
審査ポイント | 1.アイディアのオリジナリティ 2.課題の具体性と解決策の妥当性 3.プレゼンテーション力 |
結果発表 | 2021年11月24日(水)予定 |
各賞 | ・最優秀賞(1名) Rasberry Pi 4(4GB)、ハーブティーセット ・優秀賞(2名) ハーブティーセット (受賞作品は第一回アグリテック甲子園の会場に展示予定) |
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。