ソフトバンクロボティクスの配膳・運搬ロボット「Servi」が「第25回外食産業貢献賞」を受賞

ソフトバンクロボティクス株式会社は配膳・運搬ロボット「Servi」(サービィ)が日本食糧新聞社主催(後援:農林水産省)の「第25回外食産業貢献賞」を受賞したことを発表した。

外食産業貢献賞は農林水産省が後援する日本食糧新聞社が主催し、「外食産業の活性化などに貢献した外食事業者、サービス・システム、機器・資材および業務用加工商品・素材の栄誉を称える」といったもので、今回で25回目となる歴史ある賞。


今回受賞した「Servi」は、外食企業を中心に150ブランド以上で導入されている国内トップシェアを誇る配膳・運搬ロボット。外食産業の人手不足改称のために開発されたが、その主目的はもちろんのことコロナ禍で生まれた非対面・非接触のニーズに対応することからも注目を集めた。「採用先は、接客サービス向上を主目的とする企業が圧倒的。Serviは、ロボットでできることはロボットに任せて、人は人にしかできないことを行うという外食産業におけるDX推進の先鞭役として活躍。」と評価されている。

外食産業貢献賞の選考基準
外食産業全般(外食、中食、給食)への活性化総合貢献力を発揮したもの
国産農畜水産物等の普及拡大に貢献したもの
外食産業の発展に向け特に新価値を創造したもの
所属分野(市場)で先駆的かつ献身的な役割を継続して果たしたもの
話題性に富み新しいニーズを促進しヒットしたもの
行政機構等との連携により著しく社会貢献があったもの
時局に対応し著しく社会貢献があったもの
次世代型ビジネスの発見・開拓性に優れたもの


「Servi」について

360°どこからでも料理を載せやすく、3段トレイは合計最大約30㎏までの積載が可能。重量センサー搭載で、配膳後は自動でキッチンに戻る。高性能3Dセンサー搭載により最小60cmの幅を通過可能(推奨は68cm)。人はもちろん靴などの小さな障害物も検知し、滑らかに回避し走行。天井へのマーカー設置などの作業も不要で、マッピングや導入支援を含め約3時間であらゆる店舗の配膳・運搬の即戦力になる。今年、アイリスオーヤマとの販売・サービス体制を強化。「Serviアイリスエディション」は導入業態に合わせた機能追加が可能で、新たな付加価値と市場創造を目指す。



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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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