朝日新聞がAIカメラで撮影/配信する「AL!VE」サービスとは? アマチュアスポーツの地区大会を自宅で観戦「子どもの活躍が観たい」

株式会社朝日新聞社は、2021年8月よりAIカメラを使ってアマチュアスポーツの試合を撮影し、ネットで配信するサービス「AL!VE(エーライブ)」を開始した。同サービスでは、テレビで中継されることはない「地区大会の1回戦」から映像化することで、自分の子どもが出る試合を見たいのに仕事やコロナ下で簡単に観戦にいけない保護者たちに、子どもの活躍する姿を自宅に届けることが可能となる。

まず、神奈川県の小中高バスケットボール大会から本格的にサービスを始め、同年9月23日から始まる「第2回U-15バスケットボール選手権大会兼Jr.ウインターカップ」の試合を撮影・配信する予定だ。





AIカメラで自動撮影、NTTSportictと業務提携

NTTSportictは2020年4月に西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と朝日放送グループホールディングス株式会社が共同で設立。ローカルスポーツの映像化・事業化を支援しており、以前から両社で共同実験を重ねてきたが、さらなる関係強化を図るため、今回のAIカメラ(写真)と映像の配信ツールのセットを導入することとなった。



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「AL!VE(エーライブ)」について

同サービスでは、撮影した映像は、試合翌日から1日間無料で配信し、その後は1試合1,000円(税込)で有料で販売となる。好きな場所でパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどで視聴でき、購入すればその後は好きな時にどこでも繰り返し見ることが可能だ。また、一部の試合はDVDにして1試合2,500円(税込・送料別)で販売。現在は、8月に宇都宮市で開催された「第76回国民体育大会関東ブロック大会 バスケットボール競技」の映像を販売している。

なお、試合の撮影・配信は株式会社NTTSportictが提供するAIスポーツ撮影ソリューション「STADIUM TUBE Lite」を使用。AL!VEのサービス開始に際し、NTTSportictと業務提携した。




23日からの神奈川県U-15選手権大会兼Jr.ウインターカップを全試合配信

神奈川県は小中高校生のバスケットボールが盛んで、地区大会から県大会まで年間数千試合が行われています。この度、一般社団法人神奈川県バスケットボール協会(会長:柿沼憲一)の協力を得て、9月23日(木)から始まる「第2回U-15バスケットボール選手権大会兼Jr.ウインターカップ」の53試合をすべて撮影し、配信する予定です。試合は9月23日、10月3、10、16、17日の5日間開催される。

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ロボスタ編集部

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