パナソニックが「音声プッシュ通知」サービス開始へ　IoT対応家電端末が音声でお知らせ

ロボット掃除機が「ゴミの日」を教えてくれたり、出かける時間をテレビが知らせてくれる。洗濯機の作業が完了したお知らせをテレビが伝えてくれる。

パナソニック株式会社が2021年4月に行なった調査によると、家事に対して時間帯を変えるなどの工夫はしているものの、1年前と比べて家事をするストレスや負担感が増えていることがわかった。
その一方で、エアコンや洗濯機、ロボット掃除機、電子レンジ等の家電はIoT化が進み、アプリで家電の遠隔操作ができたり、機能が購入後に追加できるなど、使い勝手は向上している。

そこで同社は、気づかないと困ること、ふと忘れてしまいがちなことを、音声でサポートすることで、家事やくらしを便利にすべく、IoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報をスピーカー搭載の家電が音声でお知らせする「音声プッシュ通知」サービスを2021年10月より開始することを同年9月21日に発表した。

■【動画】音声プッシュ通知 紹介動画【パナソニック公式】

「音声プッシュ通知」サービスについて

同サービスは、同社のクラウドを介して各IoT対応家電を互いに連携させ、洗濯の終了やエアコンが設置されている部屋の温度上昇など気がつきにくいことをタイムリーに家電が音声で通知する。また、「ゴミの日」や「薬の時間」なども登録が可能で、うっかり忘れがちなことを音声で知らせる。さらに、くらしに役立つ他社サービスとも連携させ、天気予報や宅配便の配送予定(2022年春開始予定)のお知らせも展開する。同社は、今後もIoT家電対応の製品やサービスで、一人ひとりにあわせたくらしの体験を提供して行くと述べている。

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