デジタルマーケティング事業を手掛ける株式会社ストロボは、同社が運営するニュースメディア『自動運転ラボ』にて、日本国内における自動運転・MaaS関連求人案件数の最新調査(2021年7月末時点)をまとめ、その結果を同年9月24日に発表した。
これによると、主要転職6サイトでの「自動運転」関連求人案件は8ヶ月連続で増加しており、東証一部上場企業による求人案件が多いとの結果となった。また、「MaaS」の関連求人案件数が2カ月連続で3桁%増を記録している。
『自動運転ラボ』による定点求人案件数調査について
自動運転ラボは、業界を牽引する大手メーカーからIT・技術分野で革新の一翼を担うスタートアップまで、モビリティ業界の最前線についての情報を発信している。自動運転・MaaS関連の求人案件数調査については今後も毎月実施・公表予定だ。
最新の「自動運転」関連の登録求人案件数と動向
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2021年7月末時点で前月比0.5%増の28,780件。増加は8カ月連続です。前年同月比では19.4%増となっている。サイト別では、Indeedが前月比0.1%増の25,849件、dodaが同4.1%増の1,751件、リクナビNEXTが同4.4%増の899件、マイナビ転職が同1.3%増の151件、ランスタッドが前月と変わらず78件、エン転職が同1.8%減の52件であった。
東証一部上場企業による求人案件が引き続き堅調
自動運転関連求人では、東証一部上場企業による求人案件が多く、大手自動車メーカーや大手部品メーカーが積極的にエンジニア人材などを募集している。大手自動車メーカーの下請け企業の求人案件も増えている印象だ。
最新の「MaaS」関連の登録求人案件数と動向
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2021年7月末時点で前月比22.2%減の1,122件。前年同月比では156.7%増となっており、2カ月連続で3桁%増を記録する結果となった。
サイト別では、Indeedが前月比15.0%減の701件、dodaが同2.7%増の225件、リクナビNEXTが同2.7%減の175件、マイナビ転職が同22.2%減の7件、ランスタッドが前月と変わらず10件、エン転職は同100.0%増の4件であった。また、同求人では、新たな移動サービスアプリの開発やMaaS分野の事業企画などを担当する人材の募集が目立っている。
株式会社ストロボ