株式会社CRISPとTechMagic株式会社はCRISPが運営するカスタムサラダレストラン「CRISP SALAD WORKS」のモバイルオーダーアプリや店頭KIOSKとTechMagicが開発する調理ロボットを連動して、最大287万通りのカスタムサラダを自動で供給するサラダ調理ロボットの開発・実装を目指し契約を締結したことを発表した。現在は実現に必要な初期技術検証を完了し、2022年7月末の店舗導入を目指して開発を進めている。
サラダ調理ロボットの開発・導入により、CRISPでは店舗における「作業」と「接客」の分離を実現し、人がより創造性高い価値を生み出す「LTV を高めるための接客」に時間と意識を集中することができる環境を構築する。
モバイルオーダーとの連携
CRISPが提供するモバイルオーダーアプリや店頭KIOSKと連動して、最大287万通りのパーソナライズされたカスタムサラダを供給する。
トッピングの計量・供給の自動化
ロメインレタスやチキン、野菜、ナッツ、チーズといっ た27種類の不定形なトッピングをサラダ調理ロボットが自動で計量し、ロボットアームがサラダボウルを運びその具材を受け取り、ベルトコンベア上を流れるサラダボウルをパートナー(スタッフ)が受け取るまでの一連の動作を自動化する。
安定した品質とスピード提供
CRISPが運営するカスタムサラダレストラン「CRISP SALAD WORKS」における年間売上約11億円・70万件の注文のうち既に93%がデジタル経由のチャネルで発生している。サラダ調理ロボットの開発・導入により店舗作業の属人化の解消が一層加速し、CRISPの急速な成長におけるサラダの安定した提供品質を支えることが可能となる。
2022年7月末のCRISP SALAD WORKS麻布鳥居坂店への導入では、1時間あたり60食の提供スピードを目標とし安定した品質とスピードの商品提供を行う。
CRISPについて
2014年に創業したCRISPは「レストラン体験を再定義することで、あらゆる場所でリアルなつながりをつくる」をビジョンにかかげ、日本の26兆円規模の外食産業をテクノロジーを通じてディスラプトすると同時に、伝統的な外食企業の慣習や「当たり前」に挑戦し続けてきた。CRISPは非連続な成長と高い収益率を実現する新しい外食企業の形「コネクティッド・レストラン」の実現に向けてテクノロジー・デザイン・ヘルス・ロボティクス・ロジスティクスに戦略的な投資を計画している。今回ロボティクス領域においてTechMagicと共同開発を行うことで、CRISPの成長のスピードをさらに加速させていく。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。