経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2021年10月8日(金)〜10日(日)、福島ロボットテストフィールドにて、ロボット国際大会「World Robot Summit 2020(WRS2020) 福島大会」を開催する。大会アンバサダーにはミュージシャン・俳優・モデルとしてグローバルに活躍するディーン・フジオカさんが引き続き就任。開催を記念して、新たなキービジュアルや、特別なメッセージ動画をWRS VIRTUAL内に用意するなど、大会を盛り上げる。
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インフラ・災害対応カテゴリーの3種目の競技を実施
WRSは「Robotics for Happiness」をテーマに人間とロボットが共生し、協働する世界の実現を目指すロボット国際大会。4カテゴリーからなる競技会「World Robot Challenge(WRC)」と、幅広い分野のロボットや関連製品を展示する展示会「World Robot Expo(WRE)」で構成されている。福島大会では1カテゴリー(インフラ・災害対応)の競技会が実施され、国内外より29チーム(うち現地参加22チーム)が参加予定。会場での観戦はもちろん、バーチャル会場「WRS VIRTUAL」でも配信を行う。
福島大会「World Robot Challenge(WRC)」実施競技
下記の1カテゴリー、3種目で課題解決のための技術やアイデアを競う。
数種のインフラ点検に基づく点検メンテナンス(バルブ開閉等)を行う。
★狭い場所での点検作業や高所での検査作業を行うロボットに注目
・トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ
トンネル災害を想定した情報収集や、緊急対応を行う。
★現実の災害対応で求められている作業をモデルとした障害の復旧にチャレンジ
・災害対応標準性能評価(STM)チャレンジ
災害予防・対応で必要となる標準性能評価を行う。
(移動・センシング・情報収集・無線通信遠隔操作の各能力等)
★実際の現場で必要とされるロボット技術が凝縮
福島大会出場チーム一覧
バーチャル会場「WRS VIRTUAL」で体験できるコンテンツ
「WRS VIRTUAL」はWRSオリジナルの3Dバーチャル空間。競技体験・配信エリア(WRC)やスポンサー企業ブース(WRE)、ステージ配信など、WRS VIRTUAL 限定コンテンツが盛りだくさん。世界中から、好きな時間に、オンラインで参加できる。
ロボット達が暮らす世界をイメージしたバーチャル空間の入口。個性豊かなロボットたちと出会える。
・競技体験&LIVE 配信「WRC ワールド」
各カテゴリーをベースにした競技体験コンテンツを用意。ロボットを操作してハイスコアを競いながら、実際の競技ルールも理解できる。
・3D バーチャル展示会場「WRE ワールド」
バーチャル空間にスポンサー企業・関連団体の展示ブースが出現。様々なブースを訪問して、最新情報をご覧ください。
・みんなで一緒に観戦「バーチャルステージ」
バーチャルステージ会場では、リアル会場のステージ LIVE 配信やアーカイブ配信を実施。アバターたちとみんなで視聴できる。
・特別対談動画「ACROSS」
WRC 競技の競技委員長と、各界の著名人が異業種対談。ロボット利活用の現在とこれからについて、言葉を交わす。社寺建築×ものづくり、気象予報士×インフラ、声優×サービスなど、アンバサダーの案内で、様々な角度から語られる内容に要注目。
・オリジナルコミック動画 「WRS へようこそ!」
WRS VIRTUAL の世界を舞台にしたコミック動画を順次公開。人気声優が演じる登場人物と WRS オリジナルアバターが、バーチャル世界での様々な出会い、WRC 競技体験を通じて成長していく物語を描く。
WRS 福島大会 開催概要
名称 | World Robot Summit 2020(WRS2020) 福島大会 |
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主催 | 経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
日程 | 2021年10月8日(金)〜10日(日)の3日間 |
場所 | 福島ロボットテストフィールド(福島県南相馬市) |
開催時間 | 10:00~17:00 ※完全事前来場登録制での実施 |
開会式 | 10月8日(金)9:30~10:00 経産省・NEDO・福島県・アンバサダーなど登壇予定 |
表彰式 | 10月10日(日)15:30~16:30 競技結果発表・各賞の授与・総評を実施予定 |
公式ページ | https://wrs.nedo.go.jp/ |
会場MAP | https://wrs.nedo.go.jp/news/pdf/2021001release-jp.pdf |
「ろぼいち(ROBOICHI)」も同時開催
事業者向けフォーラム、企業展示、相馬野馬追、VR アート製作体験、ドローン操縦体験・エアショーなどのイベント「ろぼいち(ROBOICHI)」も同時開催し、WRSと併せて様々なコンテンツを充実させる。バーチャル会場となる「WRS VIRTUAL」では福島大会の競技やステージのLIVE配信を実施するほか、過日開催された愛知大会のアーカイブステージなど、盛りだくさんのコンテンツにオンラインで参加できる。
同時開催イベント「ろぼいち(ROBOICHI)」
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。