ギークプラスが初期費用ゼロの「ロボット従量課金サービス」を発表 使いこなしを促進するロボット教習所も同時スタート

株式会社ギークプラスは2022年4月1日より、初期費用ゼロで作業数量に応じてロボットの利用料金を支払う「ロボット従量課金サービス」を提供することを発表した。同サービスは作業数量に応じた課金システムで、従来の購入と比較し、取扱商品の変更、作業数量の変更など、物流倉庫における環境変化に柔軟に対応することが可能。また、実務・座学の両面からロボットの運用ノウハウが学べる、ロボット教習所「DOJO(SM)」も同時スタ-トする。

これらの2つのサービス展開により、これまでロボット導入の2大ハードルであった投資リスクとロボット使いこなしへの不安を解消し、ギークプラスはより身近にロボットが利用できる環境を構築する。なお、同サービスの詳細は2021年10月13日(水)~15日(金)に東京ビックサイトで開催する「国際物流総合展2021」にて先行発表される。

ギークプラスは物流ロボティクスのソリューションプロバイダーとして、省人効果の高い製品を、従量課金によって物流環境の変化に柔軟に対応しながら、ロボット教習所「DOJO(SM)」や24時間365日保守体制を整備することで、サービスも含めた総合力で物流業界のデジタルシフトに貢献していくとしている。


「ロボット従量課金サービス」の特徴

・初期費用ゼロ
・ロボット、システムなどのハードウェア・ソフトウェアはすべてギークプラスが提供
・作業数量に応じた課金システム
・物量の波動や、取扱商品の変更などに合わせて、定期的に作業数量の変更が可能
・作業数量(売上)に連動した支払いが可能
・作業数量に応じて、常に適切なロボット数を維持
・倉庫や受託業務の契約年数に合わせた投資が可能

マテハン処理能力と作業量の推移


ロボット教習所「DOJO(SM)」

DOJO(SM)はロボットを購入したユーザーはもちろんのこと、今後導入するロボット従量課金サービスを利用するにあたり、ロボットに合う商材選定からロボットのオペレーション設計、メンテナンス、ロボットを利用した営業活動まで、ロボットを徹底的に使いこなすためのノウハウを学べる教習所。同サービスは実貨物が稼働している現場で、実務と座学を通じて最先端のロボット物流を学ぶ。

倉庫概要
住所:相模原DOJO 神奈川県相模原市中央区田名字豊原3977-1
時期:2022年4月以降より教習生受入開始予定
2021年12月よりDOJO(SM)用貨物の募集開始
(2021年10月13日~15日の国際物流展2021において特別限定価格を用意。)

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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