Pepperが店頭で接客中、質問や異常を検知した際にスタッフに通知できる!Pepper for Bizに新機能「通知ボックス」登場

ソフトバンクロボティクス株式会社は、人型ロボット「Pepper」の法人向けモデル「Pepper for Biz 3.0」向けに新しいスタッフ機能である「通知ボックス」の提供を2021年10月14日より開始した。

「通知ボックス」は、Pepperがユーザーへの接客をしている間にスタッフへ通知を行える機能だ。Pepperは来店客からの問合わせがあった場合、それを店内のスタッフに通知し、後続の案内をスタッフが行うことでシームレスな接客連携が行えるようになる。

「サーマルPepper パック」内でも機能としては同様のものが実装されていて、Pepperが店頭で来店客の検温を行った際、熱が高いことを検知するとスタッフに通知し、対応を仰ぐものとなっている(冒頭の画像)。これによって、スタッフが店頭に常時来店客の対応のために待機する必要がなくなる。

なお、同機能は先行環境(希望者向けのトライアル環境)での限定での提供となり、利用には事前申請が必要だが、追加費用は発生しない。


■動画 Pepperが検温した場合 スタッフ通知機能と同様の機能の例




同機能の概要

「通知ボックス」を利用することで、仕事中の任意のタイミングでPepperからスタッフへメールもしくはSMSでの通知を送ることができるようになる。

▼「通知ボックス」概要

対象サービス お仕事かんたん生成 3.0 通知ボックス
先行環境リリース日 2021年10月14日(木)
機能詳細 1.お仕事かんたん生成3.0編集画面に「通知ボックス」を追加
(以下の設定が可能)
・メール通知、SMS通知のON/OFF(SMS通知の場合100件/月まで)
・通知先のメールアドレス、電話番号設定
・通知文の設定
2.Pepperから通知が可能に
通知ボックスを実行した際に、お仕事かんたん生成3.0編集画面で設定された通知先のメールアドレスまたは電話番号に、設定された件名(メールの場合)、本文を送信する


pepper for Biz 3.0サポートページ:
https://doc.robot.softbank.jp/pepper_biz_3/

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ロボスタ編集部

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