シグニファイジャパン合同会社はPhilips Hueシリーズがスマート照明として世界で初めて、音楽配信サービスSpotifyと提携したことを発表した。この提携により、Philips HueシステムはSpotifyから流れる曲の音楽データをリアルタイムで分析し、音楽のビートだけでなく、ムード、ジャンル、テンポなどに合わせてHueライトの色を切り換え、より没入感のある演出を提供することができるようになった。同機能は2021年10月26日からPhilips Hue ブリッジ使用の全てのユーザーが利用可能になる。
全ての曲をリアルタイムにHueライトで表現
Philips HueとSpotifyとの連携により、照明と音楽を連動させる機能をPhilips Hueアプリへ実装。Philips HueとSpotifyを同期させることで、Philips HueアプリはSpotify内の各曲の音楽データをリアルタイムで分析し、音楽のビートを組み込むだけでなく、ムード、ジャンル、テンポ、セグメント、ラウドネス、ピッチなどをPhilips Hueライトで表現する。
また、Philips Hueアプリでは新しい[同期]タブにより簡単にパーソナライズすることができる。ユーザーは同期の開始・停止、ライトの明るさの強弱、カラーパレットを使用してライトの色を変更が可能。これにより、リラックスタイムや、カスタムプレイリストに合わせて音楽を聴くシーンで、自宅にいながらまるでヒーリング施設やライブ会場にいるかのような没入感を体験できる。
Philips Hue + Spotifyの仕組み
Philips HueとSpotifyの同期は、無料のPhilips Hueアプリで使用できる。必要なものはPhilips Hueブリッジとフルカラー対応のPhilips Hueライト(Hue Play ライトバー、Hueライトリボンプラス、Hue Go、フルカラーランプ)。この同期機能はPhilips Hueアプリに組み込まれているため、音楽を拾うためのマイクは必要ない。これにより、ライトがバックグラウンドノイズを妨げることなく音楽に反応できるようになり、同時に他の目的で電話を使用する際にも柔軟に対応できる。この機能はスマートスピーカー、スマートフォン、PCなど、Spotify互換のオーディオデバイスでも対応する。
自宅でライトと音楽のシンクロを体験するにはPhilips HueアプリでPhilips HueアカウントとSpotifyアカウントをリンクしてから、Spotifyアカウントにログインしている任意のデバイスから曲を再生(Spotify内の全ての曲に対応)することで利用できる。
対象製品
Philips Hue + Spotify
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。