緊急事態宣言や外出制限も緩和され、新型コロナウイルスの影響でお家時間や在宅ワークをしていた人も、外出や出社の機会が増えてきている。そんな時、外出先でも簡単にペットの様子を見られたら・・・。
11月10日、About Amazonブログにおいて『Amazon社員がおすすめする、Alexa(アレクサ)やAmazonデバイスを活用したペットとの暮らし』が公開された。
ブログではぺットと暮らしているアマゾンジャパンの社員たち3名に、実際にAlexaやAmazonデバイスをペットたちとの生活にどう取り入れているかをインタビュー。さまざまなAmazonデバイスを活用し、ペットと過ごす日常を、どのようにより快適にしているのかを紹介している。今回の記事では同ブログの内容をまとめて紹介する。
幼いペットがいたずらしないよう、Echo ShowシリーズやFireタブレットで観察
平野杏奈さん(アマゾンジャパン Kindle・Fireタブレット・Accessoriesデバイス事業部 マーケティングマネジャー)は、トイプードルの虎太郎くん(6カ月)を飼ってる。虎太郎くんは普段はとても大人しいそうだが、お菓子がほしい時にうれしそうな顔をしたり、興奮しているときにはいかにもこれから暴れるぞという顔つきになったり、表情豊かなところがかわいいと、平野さんは目を細める。
虎太郎くんと過ごす毎日に癒されながらも、平野さんにとって犬を飼うのは初めての体験ということで、最初はわからないことや、心配事もたくさんあったそう。特に気になっていたのは、虎太郎くんがまだ幼いということもあり、部屋の中で目を離したすきにいたずらをしてしまう、とのこと。そこで平野さんは、虎太郎くんを迎えてからすぐに、Amazon Echo Show 5 、Fire HD 10 タブレット、Alexa対応のPanasonic HDネットワークカメラを導入した。
昨年から、自宅で仕事をする時間が多いという平野さんは、室内のさまざまな場所から虎太郎くんの姿を観察している。例えばお仕事中はパソコンの傍にEcho Show 5を設置して、「アレクサ、ペットカメラを見せて」と話しかけ、リビングにあるPanasonic HDネットワークカメラに映る虎太郎くんの姿をモニタリング。Panasonic HDネットワークカメラには自動追尾機能があり、左右約360°、上下約90°動くカメラが、元気に動き回る虎太郎くんの姿を自動で捉えてくれるので、とても助かるそうだ。
キッチンにいる時は、Fireタブレットから虎太郎くんの様子を見ている。料理中で手がふさがっていても「アレクサ、ペットカメラを見せて」など声をかけるだけで映像をチェックできる。さらにFireタブレットで料理レシピを見たり、虎太郎くんの様子を見せながら実家の家族とAlexaでビデオ通話をしたりすることもあるそうだ。
Alexaを駆使して、ペットが過ごしやすい室温を管理
続いてインタビューに応えたのは、飯嶋睦さん(アマゾンジャパン Echo・スマートホームデバイス事業部 シニアプロダクトマネージャー)。家族でネザーランドドワーフというウサギを飼っている。名前はちょこ太くん(5歳)。6年前の息子の誕生日に、マンションでも自由に飼える小動物を、ということで家族の一員になったそう。
ちょこ太くんの性格は、どちらかというと「我が道を行く」タイプ。飼い主にベッタリすることは少なく、自由気まま。たまに甘えてくれる時は、飼い主としてもすごくうれしいそうだ。ちょこ太くんのお世話は朝晩2回の餌あげ、牧草の補充、夕方1回のトイレ掃除と、意外に手間がからないそうですが、唯一気をつけなければいけないのが室温管理。ネザーランドドワーフという名前の通り、オランダの寒い地域が起源の品種のため、特に気温30度を超えることもある日本の夏では命の危険にもつながる。
そこで飯嶋さんが活用しているのが、Echoシリーズ、ラトックシステム製のスマートリモコン、TP-Link製ネットワークカメラを活用した室温管理。Amazon Echoシリーズは一部の機種に、温度センサーが搭載されている。飯嶋さんはAlexaの「定型アクション」機能を用いて、ケージと同室に設置しているEchoが室温27度以上と感知したときには、Alexaアプリに通知が来るように設定。お知らせが届いたらペットカメラの映像で様子を確認しつつ、必要があればAlexaアプリから自宅のスマートリモコンを通じてエアコンを操作し、ちょこ太くんがいつでも快適な温度で過ごせるような環境を整えた。
これまでは朝起きてから天気予報を確認して、暑くなりそうだったら部屋のエアコンをオンにして外出するということをしていたそうで、予報が外れて気温が上がった時にはちょこ太くんの様子が心配になることもあった。そのため、どこにいても常に気温の変化をモニタリングしながら、遠隔で室温をコントロールできる現在の環境に、とても満足しているそう。
また、飯嶋さんは、Echo Show 8をちょこ太くんの様子を観察するモニターとしても活用。ペットカメラ(飯嶋さんが使っているのはAlexa対応のTP-Link製ネットワークカメラ)をケージにセッティングして、Alexaと連携させることで、スマートフォンの専用アプリやディスプレイ付きのEcho Show 8から映像を確認することができる。在宅勤務中は自宅別室の仕事部屋から、またオフィスに出社の際はデスクに設置しているEcho Show 8でちょこ太くんを見て癒されている。
長年連れ添ってきたワンちゃんとの思い出をAmazon Photosで楽しむ
最後に話を聞いたのは、濱田美奈さん(アマゾンジャパン パブリック・リレーションズ本部 PRマネージャー)。濱田さん一家と、ジャックラッセルテリアのモカちゃん(15歳8カ月)との付き合いは15年以上になる。常に行動を共に過ごしてきたという家族には時間の長さだけ、思い出の写真もたくさんある。濱田さんが活用しているのが、オンラインストレージサービスの「Amazon Photos」(フォト)。Amazonプライム会員は無制限の写真データと、5GBまでの動画を保存して、EchoシリーズやFire TVシリーズなどの各種Amazonデバイスで写真を閲覧することができる。
濱田さんの家ではAmazon Photosに保存したモカちゃんとの思い出の写真をEcho Showでスライドショー表示したり、TV画面でさまざまな動画配信サービスの映像や内蔵アプリが楽しめるFire TV シリーズを使ってテレビのスクリーンに映したりと、常に見られるようにしている。以前一家で海外に住んでいたこともあるため、特にアメリカやカナダの広いドッグランで走っているモカちゃんの写真を見ると懐かしく、家族で思い出話に花が咲くそう。
さらに、濱田さんはモカちゃんのお薬の時間をリマインドしたり、Amazon.co.jpでペットグッズを購入したりするときも、Alexaを活用している。Alexaが搭載されたEcho Showシリーズでは「アレクサ、ドッグフードを注文して」などと声をかけることで、注文履歴をもとにお薦め商品がディスプレイに表示され、音声で手軽にAmazon.co.jpでのお買い物ができる。
また、Alexaは過去の注文履歴に基づき、前回の注文から一定期間経過するとEcho Showのディスプレイに再注文のお知らせを表示してくれる。シニア向けのドッグフードや特大サイズのペットシーツなどは、買い忘れてしまってもすぐには手に入らないそう。そのためAlexaが買うタイミングをリマインドしてくれる機能は、とても重宝しているそうだ。
以下のリンクからアクセスできる『Amazon社員がおすすめる、Alexa(アレクサ)やAmazonデバイスを活用したペットとの暮らし』では、Amazonの「ペットプロフィール」やAmazonのサービス「獣医師フード相談」なども紹介している。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。