音声SNS「Clubhouse」にルームの会話を録音・アーカイブする 「Replay 機能」追加 クリエーター向け新機能も同時発表

音声をベースにしたソーシャルネットワークサービス「Clubhouse」は、日本時間11月9日より、ルームの録音データをアーカイブ化できる「Replay(リプレイ)機能」を、全世界のiOSおよびAndroidユーザーを対象に順次提供開始すると発表した。

また、ルームに参加したリスナー数を表示する「Total Listener Count(トータルリスナーカウント)」の提供開始も発表。Clubhouseは、Total listenre CountがReplay機能を利用して視聴したユーザー数もカウントするもので、自身のルームのパフォーマンスを分析したいとするクリエイターのニーズに対する第一歩であり、今後も分析機能の向上に取り組んでいくと述べている。

【Clubhouse(音声SNSアプリ)について】
Clubhouseは、人々が集まって会話を楽しむ、音声をベースにした新しいタイプのSNSだ。様々なコミュニティがClubhouseに集まり、ユーザーは、音楽、お笑い、政治、恋愛など、多種多様なトピックについて、リアルタイムで会話をし、聴き、学ぶ。ここでは、誰でも「room(ルーム)」に入ってあるトピックの会話を聴くことも、手を挙げて会話に参加することも、自分の「room(ルーム)」を作ることも可能だ。同SNSの詳しい情報やアプリのダウンロード方法については、Clubhouseウェブサイトか、公式SNSアカウント、Twitter、Instagram、LinkedInで確認できる。




Replay機能について

Replay機能は、ルームやClubの主催者が会話を録音し、プロフィールやClubに保存してアーカイブ化できる機能だ。同機能はパブリックルーム(公開ルーム)でのみ利用可能で、クリエイターはルームの作成時に同機能のON/OFFを選択する必要がある。提供開始時点の仕様では、途中から録音を開始することはできず、またルーム開催中に同機能をOFFにすると、それまでに録音したデータはすべて削除され、ONのルームにおいてスピーカーとして登壇し、15秒以上音を発したとアプリが判断した全てのユーザーのプロフィールにReplayとしてデータがアーカイブされる。


また、プロフィールやClubにアーカイブされた録音は、いつでも削除することが可能だ。なお、ルームの作成者は、同機能を利用して録音したデータをダウンロード(MP3ファイル)することができるため、音声を編集してClubhouse以外のプラットフォームでの共有ができる。


スピーカースキップ機能

ClubhouseユーザーがReplay機能を利用して録音された音声を聞く際には、早送り・早戻しができるだけでなく、スピーカーのスキップ機能が搭載されているため、好きなクリエイターの話のみを聞いたり自身にとって重要な部分を集中的に聞くことも可能だ。



Total Listener Count について

Replay機能と同時に、提供が開始となった新機能「Total Listener Count(トータルリスナーカウント)」は、ルームに参加したユーザーの総数がクリエイター向けに表示される機能だ。ルームのライブ配信に参加したユーザー数だけでなく、Replay機能を活用してルームを聴いたユーザーの数も表示されるため、クリエイターにとっては、自身のルームに参加した正確な人数を把握することが可能となる。

Total Attendee Count
同新機能のデモ(公式ブログ/英語):
https://blog.clubhouse.com/clubhouse-replays-room-recording/

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ロボスタ編集部

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