自動運転車×心拍数/血圧/体温計測 「ヘルスケアMaaS」の実証実験を湘南アイパークで実施 参加モニター募集
湘南鎌倉総合病院、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、湘南アイパーク)、三菱商事株式会社、三菱電機株式会社、株式会社マクニカは、神奈川県産業労働局の支援、藤沢市、鎌倉市の後援を得て、2021年12月4日~26日の土曜日・日曜日に地域住民を中心に「ヘルスケアMaaS」の「医療×移動」に着目した、シームレスな移動システムを構築するための自動運転の実証実験を湘南アイパークで実施することを発表した。
実証実験はヘルスケアMaaSの「医療と移動」分野に関するもので、より住民や患者に寄り添ったテクノロジーを開発できるような研究データの蓄積を行いながら、「医療×移動の未来」を地域住民に体感してもらうもの。実施にともない、実証実験に参加するモニターを広く募集する。
湘南アイパークを自動運転で周遊
湘南アイパーク、神奈川県、藤沢市、鎌倉市、湘南鎌倉総合病院の5者は、2019年5月に村岡、深沢地区におけるヘルスイノベーション最先端拠点形成を目指して、覚書を締結。その実現に向けて、「次世代健康管理」「ヘルスケアMaaS」「スポーツ振興」を3つの研究分野に掲げ、さまざまな実証実験を進めている。
今回の実証実験では湘南アイパークが実験会場を提供し、湘南鎌倉総合病院、三菱商事、三菱電機、マクニカの4社が自動運転車の運行およびヘルスケアソリューションの提供をする。自動運転シャトルバスは自宅から病院への移動を想定して湘南アイパークを自動運転で周遊。車室内ではバイタルセンシング技術を用いて乗客の心拍数や血圧、体温などを計測し、病院とリモート接続したデジタル問診を模擬的に実施する。これにより、通院などにおける患者の移動時間の有効活用や病院の生産性の向上などを調査し、有用性を検証していく。
「ヘルスケアMaaSの乗車体験」開催概要
日時 | 12月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日) 各日9時、10時、11時、13時、14時、15時スタート |
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場所 | 湘南アイパーク(神奈川県藤沢市村岡東2-26-1) |
対象 | 約1000人(中学生以上対象) *中学生が参加する場合は保護者もしくは法定代理人の承諾が必要となる。 |
プログラム | 計60分 ・受付、実証実験の説明、試乗体験 自宅から病院への移動の未来像として、自動運転車に乗り、車内で心拍数等の計測や病院とつないだデジタル問診を体験。湘南アイパークを1周する。試乗後はアンケートを実施 ・ヘルスケアMaaS解説動画視聴、敷地内緑地散策他(予定) |
共催 | 湘南鎌倉総合病院、湘南アイパーク、三菱商事、三菱電機、マクニカ |
支援 | 神奈川県産業労働局 |
後援 | 藤沢市、鎌倉市 |
応募方法 | 以下のURLより申し込みください。 ・参加希望者は新型コロナワクチン接種もしくは陰性証明書を提示いただきます。 ・定員の上限に達し次第、募集終了となります。 https://healthcare-maas-event.peatix.com |
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは2018年4月に設立された製薬企業発のサイエンスパーク。幅広い業種や規模の産官学が結集し、ヘルスイノベーションを加速する場となることを目指している。製薬企業のみならず、次世代医療、AI、ベンチャーキャピタル、行政など120社以上、2200人以上(2021年11月現在)の企業・団体がエコシステムを形成している。
湘南ヘルスイノベーションパーク
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。