カラオケ「コート・ダジュール」が配膳ロボット「Servi」を導入 顧客の反応は「とても良い」または「良い」が82%
株式会社快活フロンティアが運営するカラオケ「コート・ダジュール」は顧客満足の向上と作業軽減による省力化を目的として、「コート・ダジュール」すみれが丘店に配膳ロボット「Servi」を導入し、10月27日より今後の拡大にむけた実証実験を行っていることを発表した。
配膳ロボットの導入経緯と評価
新型コロナウイルス禍における非接触需要への対応と長時間営業における労働力不足の解消という2つの課題解決につながるツールとしての役割を期待し、顧客満足・従業員満足・省力化・機能面の観点から実証実験を実施している。顧客満足に関するアンケートでは82%が「とても良い」または「良い」と回答し、評価ポイントとしては「歌唱中にスタッフに配膳される気まずさがなくなった」「飲食注文に気を遣わなくてよくなった」などが上がった。
さらに省力化の観点からは、配膳ロボットの導入によりスタッフが客室と厨房を往復する時間を最大87%削減できる事が分かった。これにより、人に依存せざるを得ない業務にスタッフが集中できる環境整備にもつながる事が確認できたとしている。
今後に向けた課題
扉のある個室への配膳というカラオケボックス特有の条件下では、配膳ロボットの到着に客室内のユーザーが気づかないケースがある事や、グループ利用時の積載容量不足などが課題として挙げられる。年末年始の繁忙シーズンでも実証実験を継続した上で、2022年4月を目途に順次導入店舗の拡大を目指し、将来的には同社が運営するシェアリングスペース「快活CLUB」への導入も検討していく。
株式会社快活フロンティア
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。