株式会社HIKKYは2021年12月4日(土)〜19日(日)にメタバース上で開催する世界最大のVRイベント『バーチャルマーケット2021』において、過去最大数の計約80社の出展が決定したことを発表した。また、前回に引き続き特別協力としてJR東日本「バーチャル秋葉原駅」がパワーアップして登場する。
バーチャルマーケット(通称Vket)について
バーチャルマーケットはメタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベント。2018年より開催する、日本はもとより世界中から100万人を超す来場者を誇り、ギネス世界記録にも(バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数として)認定されたメタバースの先駆け的イベント。商品売買の他にも会場内で乗り物に乗ったり、映画を観たり、音楽ライブに参加するなど、メタバース上ならではの”体験”も提供する。さらに来場者間で音声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめる。3Dデータ商品の個人間売買を目的に始まったバーチャルマーケットは近年ではメタバース事業に参入したい大手企業によりリアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出している。
『ウィンタークロースモール』パラリアル秋葉原内にオープン
企業出展会場の1つであるパラリアル秋葉原内に、総合ショッピングモール『ウィンタークロースモール』がオープンする。バーチャルマーケット2021の期間中にだけ登場するこのモール内には、中央に降り注ぐ雪に覆われた巨大なクリスマスツリーが設置され、吹き抜けの周囲をイルミネーションで豪華に飾った様々な種類の店舗が並ぶ。
出展企業紹介
東日本旅客鉄道株式会社(特別協力)
前回のバーチャルマーケット6に引き続き、JR東日本の「バーチャル秋葉原駅」がパラリアル秋葉原内に登場する。パラリアル秋葉原の街で、前回以上に現実世界とリンクした秋葉原駅を体験できる。Suicaで改札を通過したり、電車に乗ってメタバースの世界をめぐったりすることができるほか、エヴァンゲリオン、クレヨンしんちゃん、ソードアートオンラインの人気キャラクターがバーチャル秋葉原駅の空間を彩る。さらに今回はバーチャル秋葉原駅の一部がスマートフォンからURLクリックのみで入場できるブラウザ会場にも実装され、より多くの人が体験することができる。
凸版印刷株式会社/エイベックス・ピクチャーズ株式会社
オリジナルグッズが簡単に作れる「かなプロマーケット」のリアルグッズショップが、ウィンタークロースモールにオープンする。ショップ内にはその場で撮った写真がクリスマスツリーに飾られたグッズに反映される「オリジナルグッズツリー」が登場。そのほか、声優・徳井青空さんのオリジナル魂究極同期型バーチャルアバター「徳井V青空」がMCを務める配信番組「俺かな」のポスターやパネルも展示する。
株式会社 日本HP
日本HPのブースがウィンタークロースモールにオープン。ショップ中央にはクリスマスプレゼントに欲しいものをオーナメントに書いて飾り付けることができる「HPサンタにお願いツリー」が設置され、クリスマスムードを盛り上げる。さらにHP公式バーチャルキャラクター「桜ちゃん」のクリスマスバージョン衣装を、アンケートに答えてくれた人を対象に無料配布する。その他にも、HPワークステーションを活用して制作された作品の紹介や、実際に手に取って見ることが可能なHP製品の3Dモデルも展示する。
株式会社産経デジタル/cachette
産経デジタルが運営する愛犬家・愛猫家による会員制の隠れ家プラットフォーム「cachette」(カシェット)のブースがウィンタークロースモールに登場。「ペットとのライフスタイル」をより豊かにするためのWEBコンテンツやイベントの様子、オリジナルで開発している上質なペット商品などをポスターや動画で紹介する。また、バーチャルマーケット期間限定で、無料会員登録を行うと、かわいらしい猫の3Dアバター(カラーバリエーション3パターン入り)がもらえる企画を用意している。
株式会社diVRse
ウィンタークロースモールに登場するVR用メガネフレーム「VRsatile/ヴァーサタイル」の開発・販売を始めとしたVR関連事業を手掛ける株式会社diVRseのブースでは、完全新作のVRSNS連動メディアミックス作品「バーティカル・ライズ」の世界観を驚きの演出で表現する。作品中に登場するVRアバター2体とその衣装を展示・販売する。さらに登場キャラクターの「キャスト」も初解禁となる。
CryptoAvatars
ウィンタークロースモールに登場するCryptoAvatars(クリプトアバターズ)のブースでは、同社が制作しているVRChatのパブリックアバターとして世界中の人に愛用される「Cool Banana」、「Skull」、「Shark Person」などのアバターが展示され、試着することも可能。メタバースとの関わりが深いクリプトアバターズの200体のアバターを展示しているVRChat内のワールド「100AvatarsGarden」にも、このブースからアクセスできる。
【出展企業・IP・アーティスト一覧】※順不同、11月30日時点での発表企業を掲載
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。