次世代ロボットエンジニア支援機構(通称:Scramble)は京都府および精華町と連携し、2022年1月9日(日)に「3DCAD講座」および「ロボット分解組み立て講座」、15日(土)、16日(日)に「ロボットプログラミング講座」をけいはんなロボット技術センター(京都府精華町)で開催することを発表した。
開催背景と目的
Scrambleではエンジニアを目指す子ども達に自由に学び成長できる環境を提供することを目的に事業を実施している。昨年から初心者的内容だけでは満足できない!という子ども達を対象に、ロボット競技会で世界一を目指す学生達が教える講座を開催し好評を博した。今回も引き続き「興味はあるけどロボットのプログラミングは難しそう」という人や「まだまだ勉強したい」という子ども達に向けてロボット講座を実施する。
ロボットプログラミング講座 概要
ロボットプログラミング講座では、教育用インテリジェントロボット「RoboMaster S1」を用いてロボット制御の基礎から画像処理の基礎までを2日間で習得する。
【講座内容】
1.ロボットを指定通りに走行させる
2.ロボットに搭載されたカメラでマーカーを画像認識
3.フィードバック制御を用いたマーカーの自動追従
【開催日時】
2022年1月15(土)、16日(日) いずれも10時~16時
【会場】
けいはんなオープンイノベーションセンター内 けいはんなロボット技術センター
(住所:京都府相楽郡精華町精華台7丁目5−1)
【対象年齢】
満9歳~満15歳
【参加費】
3,000円(SNS投稿により1000円割引)
【持ち物】
ノートパソコン(Wi-Fi機能つき、持ち込みは任意)
※推奨スペック(Windows7 64ビット以上、MacOS10.13以降)
【その他】
会場では新型コロナウイルス感染症対策を行いますので御協力をお願いいたします。
(手指消毒、検温、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など)
【主催】
一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
【協力】
DJI JAPAN 株式会社
【後援】
京都府、精華町(申請中)
3DCAD講座&ロボット分解組立講座概要
3DCAD講座では企業での機械設計でも用いられる3DCADの基本的な使い方を学習する。ロボット分解組立講座ではScrambleに所属する学生がロボット競技会用に作成した大型ロボットの分解・組立を実際に体験し、ロボットの機構や作り方について触れながら学ぶ(どちらかのみの受講は不可)。
【講座内容】
・3DCAD講座
1.3DCAD、CAEの使い方を学ぶ
2.3Dプリント用パーツのモデリングを行う(後日本機構で印刷し、郵送)
・ロボット分解・組立講座
1.ロボットコンテスト(RoboMaster)に出場するロボットの構造がどのようなものか学ぶ
2.Scrambleで製作したロボットの分解/組立を行い、ロボットの構造を学ぶ
【開催日時(両方とも受講必須)】
3DCAD講座:2021年1月9(日)10時~12時、
ロボット分解組立講座:2021年1月9日(日)13時~18時
【会場】
けいはんなオープンイノベーションセンター内 けいはんなロボット技術センター
(住所:京都府相楽郡精華町精華台7丁目5−1)
【対象年齢】
満13歳~満18歳
【参加費】
3DCAD講座は無償、ロボット分解組立講座は3,000円(SNS投稿により1000円割引)
【持ち物】
Fusion360が動作するノートパソコン(Wi-Fi機能つき)/充電ケーブル/昼食
※パソコンの推奨スペック
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/fusion-360/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/System-requirements-for-Autodesk-Fusion-360.html
【事前準備】
3DCADソフト【Fusion 360】をScrambleが用意するマニュアルをもとに、持参予定のノートパソコンへダウンロード/インストールを行う。3DCADの動作推奨スペックのノートパソコンが持参できない、インストールできないなど場合は貸し出すことが可能。
【その他】
会場では新型コロナウイルス感染症対策を行いますので御協力をお願いします
(手指消毒、検温、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など)
【主催】
一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
【後援】
京都府、精華町(申請中)
応募締切12月26日(月)、最大8名、参加者多数の場合は抽選。
「一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)」について
Scrambleは日本のものづくりを担う次世代のエンジニアの育成、およびものづくり業界・文化の活性化をミッションに掲げている。ロボットコンテストを人材育成の場として活用し、様々なロボットコンテストに出場する学生・子ども達への製作費やメンター提供、ものづくりスペースの提供など多岐に渡る支援事業を実施している。また、学生・子ども達から現役エンジニアまで全世代のスキルアップや初学者の参入障壁を下げる取り組みおよび非エンジニア層に向けた広報活動などを展開し、エンジニアを憧れでカッコいい職業に感じてもらい界隈の人口増加を狙う事業を展開している。
一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。