傷病者を遠隔操作や自動運転で搬送するクローラーロボットを開発 動画を公開 アトラックラボとアームレスキュー
2021年12月14日
By ロボスタ編集部
多数傷病者発生時においては、トリアージを行う隊員、トリアージタッグの色別により応急救護所に担架搬送する隊員と任務がある。
多数発生した傷病者を担架で応急救護所へ搬送する際、隊員が2人又は4人で傷病者を乗せた担架を何度も往復するため、多くの担架搬送する隊員が必要であった。
そこで、株式会社アトラックラボは、株式会社アームレスキューと共に、自動運転が可能なクローラータイプを基本ベースとした傷病者搬送ロボット「ARGシリーズ」を開発したことを2021年12月11日に発表した。
傷病者搬送ロボット「ARGシリーズ」
今回開発した傷病者搬送ロボット「ARGシリーズ」は、遠隔操作や自動運転が可能なクローラータイプを基本ベースとし、下部に担架を吊下げるタイプとすることによりスムーズな搬送を可能にした。また、隊員の徒手での搬送に比べ縦揺れが大幅に改善した。重量約28㎏、バッテリーで約3時間走行可能。縦700㎜×横1000㎜の門扉型台座にすることにより傷病者を跨ぐように配置し担架を吊下げできる。その他、カメラや作業アーム等、様々なユニットを取り付けることにより多目的災害に活用することもできる。
■【動画】傷病者搬送用ATクローラー
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