フェニックス合同会社は、2021年12月17日よりMakuakeにて、米国Moorebot社の「自律型AIパトロールロボットScout」の独占販売を開始した。
同ロボットは、予め設定したパトロール軌道を、時間が来ると自動でパトロールを開始。また、離れたところから遠隔操作ができ、自宅で留守番をしている子供やペットの様子を見ることが可能。お年寄りの見守りにも活用ができる。
一般販売予定価格は29,800円。2022年1月30日までの先行予約では、台数限定で10~22%引きにて購入可能だ。
Scoutの特徴
見守りロボであるScoutは、暗視機能付FHD1080Pカメラ搭載。昼も夜もクリア。死角なし快適モニタリングできる。防滴仕様で屋内外可能。小さいサイズで狭いところも4WDメカナムホイールの軽快に出入り可能。見守る対象と双方向やりとりができる他、動体探知したら警告。玩具として遊べ楽しくプログラミング機能がついている。
死角がないモニタリングを実現
外にいながら遠隔で操作ができ、あらかじめ設定したルートを自律走行してパトロールするため、WiFiさえ届けば家中どこでもモニタリングが可能。また、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術)を搭載しており、未知の環境下で環境地図を作成することもできるため、あらかじめ部屋の形状が分かっていなくても走行しながら部屋の地図情報を構築できる。また、構築した地図情報を使って障害物などを回避しつつタスクの遂行を可能にした。
障害物の回避
障害物を検知したら、軌道を変えて元のルートに戻る。
生体の検知機能
人やペットを検知すると、警告と共に13秒間の録画を開始。録画データはクラウドやローカルに保存され、モバイル端末にダウンロードすることが可能だ。なお、クライドの記憶容量は別途有償にて申し込みが必要となる。
メカナムホイールの採用により自由自在に動作が可能
4つのタイヤが全て独立して作動。さらにメカナムホイールにより真横への移動やその場での旋回も可能です。本体サイズも小さいため、少しの隙間でも侵入することができる。
双方向コミュニケーションが可能
カメラだけではなく、マイクとスピーカーを搭載しているため、離れたところから会話をすることも可能。ペットやお留守番中のお子様との会話や、離れた場所に居るお年寄りにも声をかけることができる。
ホビーとしても楽しめる!
遠隔操作が可能なラジコンカーとしても最適。バイル端末とのダイレクト通信モードに切り替えることで、WiFiが無い場所でも楽しむことがでできる。
専用アプリで簡単設定
家、オフィス、または建物のほぼすべてのスペース(WiFiが届く範囲)にパトロールロボ Scoutをリモートで導くことが可能だ。
【1】 | まずはルートを設定し、タイマーをセットする。 |
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【2】 | 充電器で待機。 |
【3】 | 設定時刻になるとパトロールを開始! |
▼ 製品仕様
CPU | Quad ARM7 with GPU |
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メモリー | 4GB |
オンボードフラッシュ | 8GB |
接続 | Wi-Fi |
カメラアングル | 120° |
ビデオ品質 | 1080P H.264 |
夜間視力 | ○ |
双方向オーディオ | ○ |
モーター | 4×DCモーター |
ホイール | 4×メカナムホイール |
バッテリー | 1×18650@2000mA |
センサー | 9DOF IMU、TOF、光センサー |
延長ポート | UART |
充電ポート | USB3.0 |
マイクロフォン | デジタル |
スピーカー | 1W |
■【動画】Scout Kickstarter v6
▼ Makuake先行予約概要
実行日 | 2021年12月17日(土)19:00開始~2022年1月30日(日)18:00終了予定 |
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早期特典 | 超早割・早割など、Makuakeプロジェクトページ内にて10~22%引き |
Scoutの開発は、ロボット専業メーカーであるMoorebot社によって行われた。同社では、すでにいくつかのロボットを開発しており、前作の二足歩行バトルロボZeusは、その完成度に世界中で話題となった。今回日本で発売されるScoutは第三世代ロボットとなっており、世界最大の展示会CES2021でデビューしている。
■【動画】Moorebot Zeus Robots Fighting 1080p
https://www.makuake.com/project/scout/