「1家に1台、ロボットがある世界」をビジョンに掲げるテクノロジーカンパニー、MangDang(マンダン)Technology Co., Limitedは、初心者からプロまで楽しめる、愛されるロボット犬「Mini Pupper」(ミニぷぱ)の先行予約プロジェクトを2021年12月24日(金)14時よりMakuakeにて開始することを発表した。12月24日16時時点で目標金額に30万円に対し、343万円(1144%)を達成している。
Mini Pupper(ミニぷぱ)の特徴
1.初心者でも楽しめる、DIY版&完成版を用意
Mini Pupper(ミニぷぱ)は、パーツから組み立てる「DIY版」と、届いてすぐに遊べる「完成版」、2つのセットを用意している。DIY版では溶接不要・必要な道具は全て同梱し、さらに日本語マニュアルと丁寧なレクチャー動画付きのため、全く知識のない初心者でもチャレンジ可能。製作目安は初心者なら約2〜3日、上級者なら約2〜3時間。
2.ROSで新たな動きをプログラミング可能
Mini Pupper(ミニぷぱ)はプリセットされている動作以外にも、オープンソースプラットフォームのROS(Robot Operating System)を通してさらに高度な動きとアクションコンビネーションをインプットすることが可能。今人気のプログラミング言語PythonやC++を実践・熟練させるのにも向いている。
3.業界最小クラスのLiDAR搭載
Mini Pupper(ミニぷぱ)に業界最小クラスのLiDAR(ライダー)モジュール「LD06」を搭載することで、家の中を3Dスキャニングしながら、ロボット掃除機のように部屋の間取りをマッピングすることが可能。また自動運転にも採用されているSLAM(スラム)技術により、自己位置を推定しながら環境地図を賢く作成してくれる。(SLAMを利用するにはRaspberry Pi、LiDAR、パソコンとWi-Fi環境が必要。カメラ機能を利用するには別途カメラモジュールが必要。)
4.ナビゲーション機能
一度家の間取りを覚えたら、今度は指定の場所に向かわせることも可能になる。目的地を設定すればミニぷぱがそこを目指し動き出す。さらには、事前に設定した表情やメッセージを顔のスクリーンを使って表現させることも可能。(ナビゲーション機能を利用するにはRaspberry Pi、LiDARとパソコンが必要)
5.モノを認識、追跡可能へ
Mini Pupper(ミニぷぱ)はLuxonis(ルクソナス)社の最新3Dカメラモジュール「OAK-D-Lite」(オークDライト)にも対応している。OAK-D-Liteは推論チップを内蔵し、AI技術を使って空間認識や物体検知ができるカメラ。この「AIの目」を付与することで、Mini Pupper(ミニぷぱ)は周囲のモノを認識し、追跡する事が可能になる。
ロボット犬「Mini Pupper」(ミニぷぱ)のスペック
本体サイズ | 210mm×100mm×165mm |
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重量 | 509g(バッテリーを含む) |
プロセッサー | Raspberry Pi 4B |
スクリーン | 240×320 ISP Free Viewing Direction LCD |
ストレージ | 32GB microSDカード |
稼働時間 | 最大30分 |
充電時間 | 約1時間 |
アクセサリー | あり(別売) |
MangDang(マンダン)テクノロジー・カンパニーについて
MangDang Technology Co., Limitedは2020年1月に中国香港で設立されたベンチャー企業。「1家に1台、ロボットがある世界」をビジョンに掲げ、初心者からプロフェッショナルまで扱いやすいロボット犬「Mini Pupper」(ミニぷぱ)を発表。ROS、OpenCV、およびRaspberry Pi搭載の四足歩行ロボットを1,000ドル未満の価格で発売するのは世界的にも珍しく、Mini Pupper(ミニぷぱ)は世界中の数多くのロボティックスコミュニティやメディアから高い評価を獲得している。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。