配送ロボット「YUNJI DELI」がエレベータに乗ってお弁当やドリンクを届ける「ロボットを活用した次世代型まちづくり」

NECネッツエスアイ株式会社は三菱地所株式会社が経済産業省とともに行う「ロボットを活用した次世代型まちづくり」に参加し、2022年1月12日より実証を開始したことを発表した。


テナント利用者が注文した商品を配送

実証実験は経産省補助事業「令和3年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業)の施設管理分野における採択事業。実証では自律走行型配送ロボット「YUNJI DELI」(ユンジ デリ)がエレベータに乗り、テナント利用者の注文したお弁当やドリンクを飲食店フロアから利用者のいるフロアまで配送する。期間は2022年1月12日(水)~2月28日(金)を予定。


NECネッツエスアイはこれまで各種ロボットの導入や運用サービスを行ってきた。それらの知見やノウハウを活かし、従来課題であったロボットによる施設内の別フロアへの移動に対して、「ロボット・エレベータ連携インタフェイス定義RRI B0001 :2021 (Draft Rev.2.0)」に準拠したプラットフォームを開発。実証実験ではこのプラットフォームを活用したエレベータとの連携で階を跨いだ別フロアへの縦移動を実現するとともに、人とロボットが施設内で共存するための課題抽出を行う。

NECネッツエスアイはエレベータなどの建物設備とロボットを連携させる仕組みを各種ベンダーに公開することで、ロボットの社会実装に貢献し、先進テクノロジーを活かした楽しく豊かなまちづくりを目指していく。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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