JIBOについて勉強してみました(後編)
「JIBOについて勉強してみました」の後編です。まだご覧いただいていない方は前編、中編をごらんください。
すべての JIBO には「JIBO Alive Toolkit」というソフトウェアが付属しており、グラフィカルなインターフェイスで JIBO へのプログラムが行えるそうです。
具体的にどういうデザインのソフトウェアなのか調べてみたのですが、見つけることはできませんでしたわかりませんでした。残念。
ちなみに、ロボットスタート社で購入したロボット NAO もグラフィカルなインターフェイスでロボットを動かします。簡単な動作であればすぐにつくることが可能です。
robot start inc. – NEWS – ロボットアプリ開発中!
JIBO も同じように簡単に動かすことができるといいな。
開発者用 JIBO には SDK も付属。JIBOに新しい動きをプログラミングさせるためのもので、言語はJavaScriptです。
開発したアプリをアップするための JIBO アプリストアも2015年秋からアプリ申請の受付をスタート。また、開発者用コミュニティもオープン予定だそうです。
これらのグラフィカルなソフトウェアの提供や、アプリストアのサービスは、「プログラムがわからない人でもロボットへのプログラミングが可能となる」、「他の人の作ったアプリを自分の JIBO にインストールできる」ということで、今時なロボットの形と思いました。
2015年に販売予定で、当初は英語版のみ。その後に他言語に対応予定だそうで、価格は599ドル。開発者用はSDKが付属するので699ドルとなります。
日本円だと6万円前後ということで、手の届く価格のロボットということで、我がロボットスタートも発売後に必ず購入したいと思います!
最後に個人的な感想を。
以前、展示会でメーカーの方に質問したところ「ロボットを動かすためには数時間かけてプログラムを書く必要がある」と回答があり、プログラムのできない自分にはロボットを動かすことはできないな、とガックリしたことを思い出しました。(プログラムの勉強すればいいんですけどね…)
でも、これからは普通の人でもロボットを使いこなすことができる時代が本格的に到来するでしょう。というのも、プログラムのできない僕がNAOを動かすことができるからです。
それくらいロボットを動かすためのソフトウェアがグラフィカルでわかりやすいインターフェイスというのは画期的と思います。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。