オリィ研究所の「OriHime」を調べてみました!
ロボットスタートでは発表されているロボットを調べていますが、今回調べてみたのはオリィ研究所の「OriHime」です。
「OriHime」にはカメラやマイク、スピーカーが内蔵され、感情が表現できるように首と腕が動作するようになっており、遠隔から操作するのが基本となっています。
「OriHime」の特徴を語る前に、開発を行っているオリィ研究所の代表である吉藤健太朗(吉藤オリィ)氏について少し触れておきましょう。
吉藤氏は小学校から中学にかけての3年半、過度なストレスの為不登校になり、結果として人間不信や孤独に悩まされた時があったとのこと。その後「孤独問題を解決したい」という考えを持つようになり、「親しい人と人同士が繋がり孤独でなくなる未来」を創るということから、ロボットを開発を進め分身コミュニケーションデバイスの「OriHime」を制作するようになったとのこと。(Ory Fact oryより抜粋/編集)
吉藤氏はロボット開発以外にも講演活動やワークショップなども積極的に取り組んでいます。
確かに、人間は社会的な生き物ですから誰かと繋がっているというのはもの凄く大切なことですよね。
ちなみにこれが以前の形の「OriHime」USB接続で、腕がついてませんね。
「OriHime」の後ろ側には電源スイッチや電源のコネクタ、LANコネクタ、USB端子、音声の入出力ジャックが用意されています。
「OriHime」をネットに接続したら、操作はiOSが搭載されいてるデバイスから操作アプリをつかって行います。
首を上下左右に動かしたり、腕を自由に動かしたり、スピーカーとマイクを通じて会話が出来るようになっています。
操作する人が行けないところに連れ出してコミュニケーションを図るということに特化したロボット「OriHime」。ある意味現実世界に出てきた「アバター」と言っても良いかもしれません。
実機をお借りできる機会がありましたら、改めてレポートせていただきますのでご期待ください。