【新しいアイボ?ゥ】『CHiP』について調べてみたよ!
犬型ロボットがIndiegogoに登場!
クラウドファンディングサイトIndiegogoで犬型ロボットが登場していましたので、調べてみました。
名前は『CHiP(チップ)』。「The World’s First Lovable Robot Dog(世界初の愛すべきロボット犬)」なんて仰々しいキャッチをキャッチコピーをつけていますが、
日本人のロボット好きの大半はそのキャッチコピーはこの子の為にあると思ったりするような気が…。
CHiPをご紹介!
これが「CHiP」の分解図です。どんなテクノロジーが使われているか分かりますね。
見たところプラスチックを多用しているように思えます。
大きさは221mmX198mmX236mm。
重さは1150gなので、本物の犬に比べたらもの凄く軽いですね。
そんな「CHiP」は一体何が出来るのでしょうか?
本物の犬のように空腹を感じたり、注目を惹いたり、遊ぶのが好きだったり、眠ったりします。
Bluetooth Low Energyで接続するスマートバンドによって、「CHiP」がバンドを付けている人を認識して、家に帰ってくるのを待ってて、食事の時間や遊びの時間を知らせてくれます。
AIや状況に対応する命令で、ボールを追いかけたり、障害物を回避したり、新しいトリックを覚えたりします。「CHiP」は高速で移動出来るシステムが搭載されていて、非常に俊敏にそして様々な方向に移動することが出来るとのこと。
つまり、バンドをしている人を「ご主人様」って認識するようです。
トリックについては、「お座り」「待て」「来い」「伏せ」「ベッドに行きなさい」「吠えろ」「回転」「歌う」「ボールを追う」などが出来ますが、どうやらコレ以外にもあるみたいです。
でも「歌う」ってどんな感じなんだろう??
スマホでもコントロール出来るアプリも用意されているとのことで、バンドが無くても色々出来そうです。
技術的にどうよ?
これを見ると「CHiP」の技術が見えて来ます。
BeaconSense:アクセサリー同様に、障害物の状況を確認して対応可能。
GestureSense:手のジェスチャーを認識して、それに応える。
Capacitive Touch Sensorsタッチセンサーで「CHiP」のリアクションを引き出す。
BLE:スマートバンド、スマートボール、スマートベッドがネットワーク接続。
App Connectivity:アプリを使って、CHiPの状態や操作・カスタマイズなどが可能。
Artificial Intelligence Processor:ユーザーの環境や好みを学習して対応。
Mecanum Wheel System:X軸、Y軸を用いて迅速かつ機動的に移動。
Animatronics:かわいらしい動作。
Accelerometer and Gyrosocopes:加速度計とジャイロセンサーでCHiPの方向や動きなどを検知。
これを見ると、結構しっかり考えられていますね。
いくつものロボットを手掛けるWowWee Group
こんな凄い機能を載せるいるロボット「CHiP」を発表したWowWee Groupは、実は2004年からロボットを作っている企業です。
最近でいうと「MIP」というロボットも作って、販売しています。(99ドルって驚愕の安さ!!)
そのラインナップとして「CHiP」を発表したみたいです。というより、恐らくクラウドファンディングはマーケティングの1つということですね。
「CHiP」自体は現時点で目標の129%を達成しているので、製作は間違いありません。まだ150セット位余裕があるので、安心してゲット出来るとは思いますよ。
金額ですが、今最も安いもので179ドル(2万1,000円程度)。AIBOはどんなに安くても10万円でしたから、新たなペットロボという点では面白いかも。
ペットが飼えないとお嘆きのあなた、良かった「CHiP」どうですか?
あ、でも吠えるんだ、こいつ(笑)