「第28回全日本ロボット相撲大会」は9月開催! 全国大会は12月18日、今年も国技館で

7月12日、富士ソフト株式会社は、「第28回全日本ロボット相撲大会」の開催概要を発表した。

ロボット相撲は、参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出す競技。「全日本ロボット相撲大会」は、ロボット作りを通して『ものづくり』の楽しさを知ってもらう場を提供することを目的に1990年より開催し、今回で28回目を迎える国内最大規模のロボット競技大会だ。

全国9ヶ所で行われる地区大会に参戦する約1,200台の中から、勝ち進んだ128台(高校生の部64台、全日本の部64台)が全国大会に進出する。全日本の部の優勝者には文部科学大臣杯と文部科学大臣賞、高校生の部の優勝者には文部科学大臣賞が授与される予定。

9月4日(日)に北海道旭川市で行われる北海道大会を皮切りに、今年も全国各地で技術とアイデアを競う熱戦が繰り広げられる。

また12月18日(日)に開催する全国大会では、同会場で「INTERNATIONAL ROBOT SUMO TOURNAMENT 2016」も開催する。世界各国で開催されているロボット相撲大会の上位入賞者が国技館に集結し、「第28回全日本ロボット相撲全国大会」優勝者・準優勝者とともに、世界一を決める。

文部科学省は、2020年の実施を目指した、小学校でのプログラミング教育必修化の検討を開始。相撲ロボット作りは、複数のセンサーなどを駆使した高度なプログラミング技術が使われており、参加者は、相撲ロボット作り通じて、自分のアイデアや技術を形にしていく。

■ スケジュール

9月4日(日) 北海道大会/北海道旭川工業高等学校

9月18日(日) 東海大会/愛知県立佐織工業高等学校

9月25日(日) 近畿大会/大阪府立淀川工科高等学校

10月2日(日) 四国大会/愛媛県立松山工業高等学校

10月9日(日) 関東大会/日本工業大学(埼玉県)

10月16日(日) 北信越大会/長野県松本工業高等学校

10月23日(日) 東北大会/秋田県立横手清陵学院高等学校

10月30日(日) 中国大会/山口県立宇部工業高等学校

11月6日(日) 九州大会/福岡工業大学

11月27日(日) 高校生全国大会/ものつくり大学(埼玉県)

12月18日(日) 全国大会/両国・国技館(東京都)

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望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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