デアゴスティーニ・ジャパンは 7月1日、東京ビッグサイトで開催された「キャラクター&ブランドライセンス展」に出展し、ロビの事業責任者であるデアゴスティーニ・ジャパンの木村裕人氏と、ロビの開発者であるロボットクリエイター高橋智隆氏によるトークショーを展示ブース内で行いました。
トークショーは、木村氏が聞いて高橋氏が回答するというインタビュー形式で進められ、ロビ開発の経緯、開発に苦労した点、高橋氏がいま気になっているロボットなどについて話題が及びました。
高橋氏は「米国ではAmazon が ”エコー” という、音声認識できるスピーカー型の会話機器を発売し、300 万台以上が売れて大きな話題となっています」と切り出し、「エコーは会話ができて、天気予報やニュースなどの情報が得られ、更にネットショッピングもできる機器ですが、デザインは筒型のスピーカーなので、近い将来にはキャラクター性があって愛着を感じるロボットの姿の方がいいのではないかという論調になるかもしれない」とコメントしました。
新型ロビの発売時期と概要が明らかに
更に、ファンが期待している次期ロビについての会話があり、ロビ開発の予定とコンセプトの一部が明らかになりました。その内容は以下の通り。
【新しいロビについて】
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次期ロビは来年発売の予定で開発中
従来の週刊ロビと同様のパートワーク方式
デザインやコンセプト、世界観は現状のロビを踏襲して進化
カラーバリエーションやデザインの変更を検討中
機能的に大きくグレードアップがはかられ、できることが増える予定
ユーザのことを理解してくれるようになる
木村氏によれば、「ロビがもっとあなたことを理解してくれるようになります」「ロビをもっとあなた色に染められます」とのこと。
12万台以上の売上げを記録し、世界で最もたくさんのユーザーに愛されている二足歩行型のロボット「ロビ」。
その世界観はそのままに、機能的に進化した新しいロビが来年誕生すると思うと、今から楽しみです。
ふたりのインタビューの様子は週刊ロビの会員制ウェブサイト「ロビクラブ」で詳細をレポートしていますので併せてご覧ください。
ロビ・ファンは必見ですよ!
https://robi.club/
■【神崎洋治のロボットの衝撃 vol.13】
デアゴスティーニの「ロビ」はなぜ大ヒットしたのか?
https://staging.robotstart.info/2016/03/29/kozaki_shogeki-no13.html
■【神崎洋治のロボットの衝撃 vol.16】
タカラトミーに聞く「ロビジュニアの購入者層とオハナス改良の舞台裏」
https://staging.robotstart.info/2016/04/19/kozaki_shogeki-no16.html
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。