MJI Tapia、スマートメディカル社の音声感情解析技術Empath搭載へ

MJI Tapiaにスマートメディカル社の音声感情解析技術Empathを導入したとの発表がありました。

今回の技術導入により、Tapiaとのコミュニケーションの中で人間の喜怒哀楽や感情の浮き沈みを認識することが可能になるとのこと。

今後、感情認識技術を搭載したTapiaをサービス付高齢者住宅や介護施設などでの高齢者の見守りにおいて、高齢者の心のケアにも活用できるそうです。
また、家庭内での家族のメンタルケアなど、ヘルスケア分野に市場を拡大する予定とのこと。



スマートメディカル社の音声感情解析技術Empathとは?

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オフィシャルの発表によれば以下の通り。

 Empathは、スマートメディカルが開発した音声気分解析技術です。音声の物理的な特徴量から感情の状態を独自のアルゴリズムで判定するプログラムで、数万人の音声データベースを元に喜怒哀楽や感情の浮き沈みをリアルタイムで判定します。東京大学、奈良先端科学技術大学院大学との共同研究や株式会社NTTドコモの被災地支援事業で採用されました。2016年3月にはWeb Empath APIがリリースされ、国内外の企業約70社がAPI利用に登録をしています。

 2015年3月には、本技術を活用した取組みが第一回ジャパン・レジリエンス・アワード(一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会より)で最優秀賞を受賞。またEmpath技術を利用したストレスチェック義務化対応アプリ「じぶん予報」は2015年12月のMCPC award 2015のプロバイダー部門において優秀賞を受賞しました。

映像による表情からの感情と、音声による感情、どちらが精度が高いんでしょうね。気になります。今後、実際に音声でどこまで気分が取得できるのかは、最新Tapiaでレビューしていきたいと思います。



変なレストランでも活躍中のTapia

既に、【ハウステンボス】ロボットの王国「変なレストラン」レポートでお伝えしたとおり、変なレストランでの導入が進んでおり、テーブル毎に1台ずつTapiaが接客してくれます。



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ここでのTapiaも喜怒哀楽を理解した対応が今後なされていくのかもしれませんね。



「暮らしとロボット展」でも展示中!

約100体のロボットを体感できる「暮らしとロボット展」は明後日8/3から開催! 新宿高島屋の超特大ロボットイベントでもお伝えしたとおり、本日より開催のイベントでも実機が展示されています。



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ご興味のある方は、イベントに出向き、実際にTapiaとコミュニケーションしてみてはいかがでしょう?

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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