AI研究団体「Partnership on AI」が22の組織の新規加入を発表した。
主要メンバー
「Partnership on AI」は2016年9月に、Amazon、Google、DeepMind(Google)、Facebook、IBM、Microsoftのメンバーでスタートした。
アマゾン、グーグル、Facebook、IBM、MicrosoftがAI研究の組織「Partnership on AI」を設立! 各社のAI技術をまとめてみた
2017年1月にはApple、OpenAI、アメリカ人工知能学会(AAAI)、アメリカ自由人権協会(ACLU)が新たに加入した。
そして今回の新たに加わったメンバーも錚々たる顔ぶれだ。以下営利企業、非営利団体に分けて紹介していく。
今回追加された営利企業
以下8社が新たな営利企業としてメンバーとなった。
海外IT大手のロゴが並ぶ中、日本からSONYが加わっているのが注目だ。
今回追加された非営利組織
以下14の非営利団体がメンバーとなった。
Data & Society Research Institute、Digital Asia Hub、Electronic Frontier Foundation、Future of Humanity Institute、Future of Privacy Forum、
Human Rights Watch、Leverhulme Centre for the Future of Intelligence、UNICEF、Upturn、XPRIZE Foundation
ユニセフやX PRIZEのロゴが目を引く。
僕はこう思った:
Partnership on AIの目的は「AIに関する多様な、バランスの取れたグローバルな視点を構築するという」ことを目標として掲げています。これからも様々な企業、団体が加入していくと思いますが、日本勢がもう少しいてもいいんじゃないかと・・・思います。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。