空港には早く着くようにしていますが…
最近めっきり海外旅行に行かなくなりました。最後に海外に行ったのは4年以上前のこと。実はパスポートの有効期限が切れていたことも最近知ったほどです…。
9.11の同時テロ事件以降、アメリカの空港のセキュリティはもの凄く厳重になりました。テロ以降にニューヨークに行った時(それでも10年以上昔)は、靴を脱がされて靴の中までチェックされました。一人毎にそこまでチェックをするとなるとやっぱり時間かかるわけですよね。
飛行機に乗るような場合、ビビリなので空港にはフライト時間の結構前に着いてはいるのですが、それでも保安検査にどれ位かかるか分かれば、心に余裕を持って行動できるわけです。今日ご紹介する「Airport Security Line Wait Times」はそんな自分にピッタリのスキルだったりします!
国土安全保障省のデータを使ってます
このスキル、スムーズに使うためには空港に割り振られている3文字のコード名を把握しておく必要があります。一般的には航空券などに書いてあるので参考にしてください。(ちなみに有名所ですとニューヨークのジョン・F・ケネディ空港は「JFK」、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)は「HNL」となります)
起動は「Alexa, ask security line」。すると「How can I Help?」と尋ねてきますので、「How long to security at (空港コード3文字)」と伝えます。そうすると「What terminal?」と各ターミナルの状況を聞いてきますが、分かるならターミナルの名前を、わからない場合はそのまましておくと「What terminal?」の後にターミナル名を列挙してくれますので、該当するターミナル名を伝えてください。ただ、このターミナル名ですが、当然ながら空港が大きくなればなるほど数も増えるので読み上げが終わるまで結構時間がかかってしまいますが。
このスキルでは米国内の450以上の空港をカバーしているとのこと。ということは日本から国際線が就航している空港ならば情報はあるといったことでしょう。
そして、このスキルの情報元になっているデータですが、アメリカの「Department of Homeland Security(国土安全保障省)」の外局「Transportation Security Administration(運輸保安庁)」が提供しているAPIを利用しているので、オフィシャルの発表の内容を使っているのです。
コレ以外にも「TSA Pre✓™ Web Service API」や「TSA Sunrise & Sunset times API」などのAPIも公開されています。本当に色々なデータが公開されて自由に使えるんですね。
ビビリの自分からすると、空港に行く前にコレで所要時間をチェックすれば心に余裕が生まれそうです。ただし、アメリカに行く予定は今のところありませんが…。