ネスカフェのPepperによる接客を体験してきました
ネスレ日本が始めたコーヒーマシン売り場でのPepperを使った接客のニュースが話題になりましたが、百聞は一見に如かず、ということで実際に見てきました。
プレスリリースによるとこんな感じだそうです。なかなか未来な感じですね。
私たちが行ってみたのは、ビックロ ビックカメラ 新宿東口店にあるネスカフェ。
あれ?電源が入ってない・・・。
お店の人に確認してみると、今終わるところなんですよ〜、動かしてる時間が決まってまして、また来てもらっていいですか?とのこと。
せっかくなので、顧客の反応や売り上げにつながっているかなど差し障りのない範囲で教えてもらいました。予想通りですが、売りたい商品よりもPepperにみんな注目が行ってしまうとのことでした。
基本的な接客コンセプトが、Pepperとのやりとりでお客様にあうコーヒーマシンを選んでもらうというものになっています。 この「Cafe診断」の他に「マシン紹介」、「Pepperと遊ぶ」のメニューが用意されています。
初めてロボットに接する方が多いからか、Pepperと上手に話すコツが掲載されていました。
これらの注意点はこのネスカフェに限らず、Pepperとの会話の基本ですね。
それにしても実際に体験できずに残念・・・。
ってことで専用のケースにしまわれてしまいました。
翌日、リベンジということで今度は池袋のヤマダ電機総本店に取材に。
今度はちゃんと動いたPepperがいました。
Pepperとのインタラィティブなやりとりはタッチパネルでの選択肢を選ぶだけの紙芝居方式になっています。
やりとりの途中、データをロードする時間が数回ありますが、ペッパーの振る舞いでそれを待たせない工夫がされていました。
スマホでとった映像です。途中で横になったり縦になってりしますが、お許しを・・・。
これじゃわかりにくいので以下オフィシャルの動画を紹介しておきます。
これならネスレ以外の導入も増えそうな予感がしますね!
今後もロボットの導入事例をお伝えしていきたいと思っています。ではまた〜。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。