アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBankに再び行ってきました

Pepperやnao向けのロボットアプリの開発は現状容易ではありません。いや正確に言うと、初歩的なプログラミングは誰でもできるほど簡単ですが、ちょっと複雑なことをさせようとするといきなり苦労するという意味です。 問題なのは日本語ドキュメントや書籍があるわけでもなく、ましてやググったところでほとんど情報がないことです。オフィシャルの開発者向けコミュニティもまだまだ十分んな情報が蓄積されていません。 もちろん本国の英語ドキュメントはありますが、膨大なドキュメントの中から知りたいことを見つけるのはそれなりに大変で、かなり手探りな状況なのです。

ロボットスタート社内においても、新サービス開発に向けて日々議論をしているわけですが「それは技術的にクリアーできるっけ?」ということろで話がスタックしがちです。 やりたいことはいっぱいあるんですが、それが実装できるのかがわらないと議論が先に進まないのです。例えばですけど「ううむ・・・Speech Reco.ボックスだけじゃ実装できなくね?他にいいボックスあったっけ?というかそもそも仕様上無理なんじゃない?」って感じで壁にぶち当たることがあるのです。

そうだ、こういう煮詰まった時こそ「秋葉原のアルデバラン・アトリエに行こう!」ということで、早速スタッフみんなで聖地へ行ってきました。

早速スタッフの方に「ああいう事ってできません?あのボックスだとうまくいかないんですけど・・・」あと「トリガーセンテンスについてなんですが・・・」などといくつか困っていた点を相談してみました。

すると「ああ、それなら以前ハッカソンでそれっぽいことやっる人いましたよ。できるはずです!」などと即座にアドバイスしてくれます。さすがノウハウの蓄積が違います。

「その分野は詳しいスタッフが他にいるので後日メールで詳細はお伝えしますね。」とのこと。ちゃんと後日メールが届き、参照すべきドキュメントとサンプルのソースコードまでいただきました!大変ありがたいです〜!

ここは開発者にとってまさに駆け込み寺だなぁと実感。本当に感謝です。

ということで、本当に煮詰まったらここに来ればいいんだと思うだけで、力が湧いてきます。引き続き開発を進めていきます!頑張ります!

では、また!

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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