子供から大人まで楽しめるロボット競技大会「第26回ROBO-ONE(ロボワン)」


賞金50万円をかけたロボットバトル

3月14日〜15日、ROBO-ONE(ロボワン)の第26回大会が神奈川県厚木市・アミューあつぎにて開催されました。

◯ ROBO-ONE(ロボワン)とは?
二足歩行ロボットによる格闘競技を中心としたロボット競技大会である。第一回大会が2002年に開催されて以降、毎年2〜3月、9〜10月の年に2度大会が開催されている。原則として大会開催目的がロボットの楽しさを伝えるための競技である。主催は一般社団法人二足歩行ロボット協会。(「Wikipedia ROBO-ONE」より一部引用)




決勝トーナメント

ロボワン

大会参加者は100名を越え、多くの見学者もいるため、会場はものすごい熱気に包まれています。


ロボワン

決勝トーナメントはスリーノックダウン制。3分間で決着がつかなかった場合には、ダウンの数で勝敗が決します。


ロボワン

決勝トーナメントでは48台のロボットが凌ぎを削ります。


ロボワン

パフォーマンスで会場を盛り上げるロボットや


ロボワン

人間のようにパンチを繰り出すロボット


ロボワン

小学生の参加者もいます


決勝戦

ロボワン

決勝に進出したのは、左・「HAUSER」右・「ガルー」。どちらも攻守ともに優れています。


ロボワン

そして3分間の熱戦の末、


ロボワン

見事「HAUSER」が優勝に輝きました!


ロボワン

「HAUSER」を製作したのは、一部からおじさんの星と呼ばれている、チーム「クラフトマン」。苦節7年目にして初の決勝戦、そして初優勝を飾りました。優勝インタビューでは「若手に混じって、おじさんでもまだやれるんだというところを見せられて良かったです」と語り、チームクラフトマンには優勝賞金50万円が贈呈されました。

ロボワン

ロボットの競技大会と聞くと、ロボット技術に詳しい人でないと楽しめないんじゃないかと思ってしまいますが、司会者・解説者の方々の丁寧な説明があるので、初めて見学する人でも知識がない方でも十分楽しむことができます。当日は小さいお子様も多く見学しており、各々お気に入りのロボットを大きな声で応援している姿がとても印象的でした。

次回「第27回ROBO-ONE(ロボワン)」大会は2015年9月26日〜27日。神奈川県立青少年センターでおこなわれる予定。詳細は追ってホームページで告知される模様です。

お子様だけでなく大人も楽しめる「ROBO-ONE(ロボワン)」、一度観戦に行かれてみてはいかがでしょうか?


▽ ROBO-ONEオフィシャルWEBサイト
http://www.robo-one.com/



ABOUT THE AUTHOR / 

望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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