「Pepper用大人向けリモコン」

アプリタイトル:ペッパーリモコン
デベロッパー:haiattoC
対象機種:Pepper


pepper remote control 02

先日「PEPPERブロック」をご紹介しましたが、同じくhaiattoCさんが作成したPepperをスマートフォンでコントロール出来るリモコンアプリ「ペッパーリモコン」を今回取り上げようと思います。

リモコンアプリといえば、以前OYOYO-PROJECTさんによる「Pepper remote」を紹介しました。同様のアプリなのですが、異なっている点も多々あるので、今回は2つを比較をしながらレビューしていきます。

その前に、「ペッパーリモコン」を実際使っている動画がありますのでご紹介。

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接続について
「Pepper remote」→QRコードにアクセスして接続
「ペッパーリモコン」→IPアドレスを入力して接続
ペッパーリモコンに関しては具体的な接続法は分からなかったのですが、画面を見るとIPアドレスを入力する項目があい、接続ボタンを押すとPepperと接続が出来るようです。

QRコードを使えばIPアドレスの概念などがわからない人も簡単に接続できますが、ある程度分かっている人はいちいち面倒だったりすのも事実ですよね。ちなみに接続できると両方共Pepperが話して確認できるようです。

会話の文言入力
両者テキストボックスに文字を入力してボタンを押すとPepperが話します。これは基本的には同じです。

Pepperの動かし方
「Pepper remote」→ボタンを押して動作
「ペッパーリモコン」→パネルに押して自由に動きを制御
このアプローチが一番違います。「Pepper remote」はボタンを押すということで簡単なのですが、動作の自由度的にはあまり高くありません。「ペッパーリモコン」の方はと言うと、パネルで動かす方向、速度などをコントロールできます。ゆっくり動かしたいときは中心近くを、早く動かしたいときは中心から遠くを指定するというイメージです。また、Pepper本体を動かすだけではなく、頭のみ前後左右、身体のみ前後左右と細かくコントロールできます。とはいえ、自由度が高いということはある程度操作に慣れは必要だと思います。

「ペッパーリモコン」その他の特徴
ここから先は「ペッパーリモコン」のみに絞って特徴を挙げていきます。
・ボリュームコントロール→これって結構重要です。実際アプリを動かした時に、自分が思ったよりPepperの声が大きいかったり小さいかったりとよくあります。いちいち本体だったり、接続しているパソコンから操作しなくても対応できるのは良いですね!
・キャプチャー→Pepperのカメラの画面をキャプチャーしてリモコン上に表示させられます。リアルタイムではないですが、別の部屋にいるPepperを操作してその部屋の様子を確認なってことも出来ますよね。
・javacriptで作成→操作とは関係ありませんが…。Webアプリという範疇なので、理論上はブラウザでがあればデバイス関係なく操作できるというのもいいですよね。

以前ブルーレイレコーダーを買ったら、通常のリモコン以外に操作を絞って使いやすくした「簡単リモコン」的なものが付いてました。この2つのアプリもそんな感じがします。基本的に出来ることに大差はありません。その中で”誰でも簡単”に操作できるのがOYOYO-PROJECTさんの「Pepper remote」、”もっと深く細かく操作したい”方はこの「ペッパーリモコン」じゃないかなと。

でも同じようなアプリが出るって言うことは需要があるってことですから、今後裾野が広がるといろいろな形のリモコンアプリが出てくるんでしょうね。楽しみにしてます!!

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは広告営業をメインにしていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。「HKT48」を推しつつも「NGT48」「=LOVE」が気になっています。最近は取材の予習で聴いた「夢みるアドレセンス」の楽曲の良さに驚く。 長年の夢だったTBSラジオデビューを果たしました。 誕生日の夜は今年も一人かも知れないと不安しかありません。

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