「VR CREATIVE AWARD 2015」に来てみたよ
VR Consortiumが主催の「VR CREATIVE AWARD 2015」に来てみました。
「VR CREATIVE AWARD 2015」とは”VRコンソーシアム設立の初回イベントとして、これからのVR業界を牽引するVR作品やクリエイターを発掘し、認知度向上や活動支援の目的に開催した賞(VRコンソーシアムWebサイトより)とのことで、日本において最先端のVRを感じることが出来るイベントとなっています。
会場はデジタルハリウッドの駿河台キャンパス。
御茶ノ水の駅を出ると、ど〜んと「ソラシア」というビルがそびえ立っています 。元の日立製作所の跡地と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
進んでいくと「ソラシアアカメディア」という入口がありますね。この3〜4Fが会場となります。
アワードの授賞式の前に、実際にVRが体験できる展示が有ったので見てきました。
開場して直ぐに入ったのですが、あっという間に会場は人手いっぱいに!ロボットもですがVRが手軽になっていて身近なものになってきたということですね。
その中でも注目だったのが、東京大学の篠田・牧野研究室が展示した「触らないで触覚を伝える」というもの。視覚ばかりがVRじゃないということで体験してみました。
機材の下に手を入れると小さなトカゲのイラストが動いています。そのトカゲが手に登ると…。実際に触っている感覚があるじゃないですか!もう一つは中空の画像に指を置くと、これも触っている感覚がある。当たり前なんだけど凄く不思議な状況です。
説明を聞くと、「超音波を集中して放出することで触覚を与えることができるんです」とのこと。今は超音波を放出する際に風が出てしまうが、それが解消できたらもっと良くなるとのことでした。(確かに風が当たった様な感じもしました。)
他にも色々見てきましたが、あっという間に授賞式が始まる時間になったので会場に戻りました。
さて、いよいよ本題へ。
何故今回の「VR CREATIVE AWARD 2015」に来たかというと、司会が市原えつこさんとペッパイとのこと。いいのか?本当にそれでいいのか??(笑)
ペッパイちゃん、開会前の影ナレなどもつつがなくこなすして掴みもバッチリです!!
キーノートセッションは審査員でもある慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授の水口哲也氏、そしにてVRに必須なツールになりつつあるユニティ・テクノロジーズ・ジャパン日本担当ディレクターの大前広樹氏からありました。
この後各部門で1次審査に残った作品から各作品3分間のプレゼンテーションが行われました。
全139コンテンッツの応募があったということで、当初は少なくて困るかもしれないと考えていたので驚いたとのことでした。その中から先ず27作品を、再度審査して受賞の6編を選んだとのことです。
CG部門
進撃の巨人、Archi Tours
パノラマ部門
RE:MINISCIA、全天球水中ニーソ、べラージオの噴水ショー、Sports Virtural Reality with Jackln Head、VR Jump Tour
インタラクティブ部門
VR SKI JUMP、Romo Cart(プロジェクションまっぴんぐ+ゲーム ROMO)、GRID VRICK、Eye Play the Piano、HADO、GOD SPEED VR、津波体験ドライビングシュミレーター、Chameleon Mask
各プレゼン毎に、審査員から熱のこもった質問が飛び大幅に時間押せ押せに。
そして受賞作品の発表となりました。受賞作品は下記のとおりです。
受賞作品
CG部門賞賞
「進撃の巨人展
パノラマ部門賞
「RE:MINISCIA」
インタラクティブ部門賞
「津波体験ドライビングシュミレーター」
審査員特別賞賞
「Romo Cart」
優秀賞賞
「Sports Virtural Reality with Jackln Head」
最優秀賞
「Eye Play the Piano」
ペッパイちゃんは場内アナウンス、受賞作品部門のアナウンスなど卒なくこなしました。ペッパイがアナウンスすると不思議に聞いてくてるんですよね。そして素晴らしい総評も!!(あまりにも総評が長かったので、水着を脱がされてしまったのはご愛嬌(笑))
受賞者の皆さん本当におめでとうございました!!
VRの未来を感じる取ることが出来た素晴らしい1日でした。
そして、市原さん、ペッパイちゃんお疲れ様でした。