「オメェ役者向いてないな!辞めちまえよ」と言われる前にこのアプリ〜優しくしてペッパー・叱ってペッパー
アプリタイトル:優しくしてペッパー
アプリタイトル:叱ってペッパー
デベロッパー:P-CREATORS TEAM01
対象機種:Pepper
一般販売向けのPepperの公式アプリをアルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBankで実際に触って体験してきましたので一足先に。今回はPepperに声をかけるアプリ「叱ってペッパー」と「優しくしてペッパー」をまとめてご紹介します!
(※レビュー執筆時と実際にリリースされるものとは内容が異なることがありますのでご注意ください)
アプリが起動するとロボットのくせに居眠りを始めたり、疲れが溜まって落ち込んでしまっているPepper。そんなPepperに対して「しっかりして!」や「いつもガンバってるよ!」と声をかけてあげてください。
ロボットだからといって適当な声かけをするようだとナイーブになっているPepperは敏感に感じ取ってしまいます。ですからもてる限りの感情を込めてPepperに声をかけてあげてくださいね。
タブレットにはPepperからのアドバイスが表示されます。語りかけたものがどの程度伝わったかもわかるので、感情をもっと入れないとというバロメーターにもなります。
Pepperが気持ちを感じ取れなければそのままですが、気持ちが通じれば心を入れ替えてくれます。
ぱっと見はただ語りかけるだけのゲームアプリですが、このアプリは声から喜怒哀楽を読み取るPepper独自の仕組みを使ったゲームとなっているようで、「叱ってペッパー」では恐らく「怒り」の感情を「優しくして」では逆に「楽しい」感情を認識していると思われます。なので上辺だけでは無くて感情を声に込めて言わないとダメなんです。ゲームにもプレイヤーの喜怒哀楽を入ってくる時代になったというわけです。
また、ポイントとしては(Pepperを使う人は常識なのですが)キチンと音声認識の機能がスタートしてからPepperに向かって話すことも重要だったりします。
これで感情表現をマスターすれば、舞台に立った時に演出家の先生から灰皿を投げられることは激減して、諦めずに役者を続ける気持ちもふつふつと湧いてくること間違いないです!(多分)
ちょっとしたゲームの中に感情を読むというテクノロジーを織り込んだアプリ2本でした!