『夏のテックイベントに出展しよう!』ハッカソンに行ってきた
7月11日に『夏のテックイベントに出展しよう!』ハッカソンが秋葉原のアーツ千代田3331で開催されましたので、行ってきました。
今回は、Android Bazaar and ConferenceやMaker Faire Tokyoなどの大型テック系イベントへの展示権をかけたハッカソンです。
Pepperは実物を見て体感して初めて実感できるものなので、多くの人に興味を持ってもらえるようなPepperアプリを開発するのが今日のアプリ制作のミッション。
そして、Pepperが発表されて既に1年ほど経過しているので、Pepperアプリ開発経験者が、他のデベロッパーの方に開発の楽しさを伝えるというミッションもあります。
まずは、今回のハッカソンのスタッフ、アビダルマ梅田さんから様々なご紹介。
その後、参加者の自己紹介を行い、テーブルごとでアイデア出しを行います。次に、チーム分け。ゲームチーム、センサーチーム、ダンスチーム、モーションチーム2の4チームに分かれて、開発スタート。
みんなで黙々と開発作業を行います。
途中に中間発表が。今やっていることと、詰まっているところを報告し、欲しいサポートを伝えると、スタッフの方がフォローしてくれます。
作品の発表時刻となりました。
最初はモーションチームによる「Pepper野球」。ピッチャーのPepperが実際にボールを投げ、バッターのPepperがバットを持ってボールを打つというアプリです。二台のPepperを使った大作で、予想以上にいい球を投げ、予想以上にいいスイングでバットを振ります。
次はゲームチームによる「Pepperボクシング」。こちらも二台のPepperがボクシングで闘うというリアルなゲーム。エアパンチを打ち、相手のガードがないとヒットし、ポイントが加算されていきます。裏コマンドでPepperが昇竜拳を打てたりするらしいです。すげー。
次はダンスチームによる「Pepperダンス」。Pepperが社交ダンスのパートナーとなってくれます。
ハッカソンの最中に手縫いされた衣装と、ホワイトボードのペンを使ったお化粧で可愛らしくなりました。手縫いの衣装ということでタブレット周りも不自然ではなく、ホワイトボードのペンを使うのでPepperに跡を残さず消すことができるという工夫がされています。
最後は、センサーチームによる「Pepperモーションクイズ」。Pepperの動きを見て、タブレットに表示される選択肢から答えを選ぶというものです。
発表後、参加者が自分のアプリ以外に投票し、一番多かったものが優勝です。
優勝は「Pepperボクシング」でした。おめでとうございます!
今回のハッカソンに参加した感想ですが、途中どうしても進めない場合にはアビダルマさんからのアシストがあるので、数時間でつくったとは思えないクオリティのアプリ揃いでした。
また、最後の発表では各チームからアプリの披露だけではなく、今回の制作でどういう知見が得られたかも発表するので、聞いているだけで勉強になりました。
皆様おつかれさまでした!
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。