【夜通し:完全密着】Pepper学生部ハッカソン「ウルトラPepper漬け」に来てみた
以前のNEWSで「学生イベント『Pepperの部屋(仮)』」のレポートをお届けしましたが、今回はその学生イベントの第2弾。「Pepper学生部イベント『ウルトラPepper漬け』というハッカソンのご報告です。
今回は、Android Bazaar and ConferenceやMaker Faire Tokyoなどの大型テック系イベントへの展示権をかけたハッカソンです。ちなみに、この日(7月11日)は色々ところでハッカソンが行われていて「Pepperハッカソン祭り・夏」的な1日でした。その辺りはロボットスタートのNEWSでも取り上げていますので、ご覧ください。
『夏のテックイベントに出展しよう!』ハッカソンに行ってきた
「世界一?ミライなカフェ by NESCAFE with Pepper」行ってきた。
今回の学生イベントは21:00〜翌朝10:00までという、夜を超える長丁場のハッカソン。
ちなみにコレを書いている自分は最初から最後までお付き合いさせていただきました。
先ずは趣旨やルール、タイムテーブルの説明です。
会場であるアルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBankが入っている3331 Arts Chiyodaは21時で閉まってしまい、外から開けることが出来ないことや、サッパリしたい時には銭湯やマンガ喫茶のシャワールームが有る旨などの「ハッカソンハック」、それとイベントでのレギュレーションなどが説明されました。(ペッ◯イちゃんはNGです)
そして、いよいよハッカソンイベント開始です。
先ずは再度アイデアを出し合います。もちろん前回のアイデアソンで出たアイデアをブラッシュアップするのもアリです。
アイデア出した後、アプリ作成をする候補に挙がったのは、前回のアイデアソンで出た「合コンPepper」と今回出た「Pepperクエスト」の2つ。
今回は深夜イベントということで、残念ながら参加者が多くなかった為、実際に開発するものを1つに絞るということで「Pepperクエスト」に決まりました。
「Pepperクエスト」はロールプレイング仕立てのゲームアプリであることは決まったのですが、具体的にどのようなシナリオにしていくか、どのような作業分担にしていくかなどを具体的にブラッシュアップして、落とし込みを進めていきます。
特に設定/シナリオに関しては重要になってくるので真剣な議論が繰り広げました。
・2台のPepperを使う(勇者の白Pepperと、悪の黒Pepper)
・勇者の白Pepperのタブレットを連打することで、白Pepperにパワーを与えられる
・そのパワーで悪の黒Pepperを倒す
という流れが決定。
ある程度骨子が固まったところで、
・シナリオ/ナレーション
・UI、タブレット表示
・モーション作成
・道具作成
などの各パート毎に作業開始です。
ここからは、パート毎に調整を図りながら作業を進めていきます。
この時点で土曜日からスタートしたハッカソンも日曜日になってきています。時間を追うごとに、テンションが急激に上がったり、逆にいきなり電池が切れて倒れたりといかにもな「深夜感」満載です。
それに呼応してか、開発をするためのPepperにも疲れが見えてきてアラートが至る機体からなっているのはご愛嬌といったところです。
黙々と進めていると、あっという間に夜が開けてました。夜明けの進捗ミーティングはこんな感じです。この時期は夜が明けるのも早いですね…。
一方で衣装や道具などはドン・キホーテで調達することになっているので、5:00の閉店時間との戦いも待っています。
時刻は8:30。ある程度完成したので、イベント事務局に審査として見てもらうためのビデオを撮影することに。失敗は許されないので緊張が走ります。このビデオを事務局に提出して、OKが出ればイベントに出展出来るとのこと。何とか審査に通りますように。
最後に、アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBankから参加者にPepperTシャツがプレゼントされて記念撮影です。
披露困憊とは思いますが、みんないい表情です!!
今回はハッカソンということで時間が決まっていましたが、出展が正式に決定したら再度ブラッシュアップしていくとのことで、その点でも期待が膨らみます。
ということで、参加者の皆さん本当に長丁場お疲れ様でした!!
大型テック系イベントで会えるのを楽しみにしています。
「Pepper学生部」では引き続きこの様なイベントを検討しているとのことで、学生の方でPepperに興味のある方は参加して「学生にしか出来ないPepper」を創り出してくださいね。ロボットスタートも応援しています!