Maker Faire Tokyo 2015 に出展した「html5j ロボット部」を見てきました。
先日開催された、Maker Faire Tokyo 2015(MFT)。こちらに html5j ロボット部が出展していましたので、見てきました。
html5j ロボット部は「ロボットとWeb」で何ができるかをみんなで学び、考えていくコミュニティ。月に1回定期的に勉強会やワークショップ、ハッカソンを行っています。
今回は「Webと電子工作で蘇る 懐かしのロボットおもちゃ」と題し、動かなくなってしまった80年代の懐かしいおおちゃやロボットをWeb技術と電子工作、スマートデバイスで新しいカタチで蘇らせました。
・GamePadとPCで操作 “Webファミコンロボット”
・レゴ+タブレットで作ったロボット “JSepper”
・スマホを使った掃除 “スマート SO-G”、ダンス”OMS-B”
・音声録音/再生できる Ommnibot “Headdoid”
ブースに行くと、早速「あのファミコンロボを魔改造」「あれ?ブラウザってロボットのプラットフォームですよ?」と説明が。html5j らしさが漂ってきます。
これが「JSepper」です。タブレットが顔で、手をレゴで作っています。ロボットの操作をブラウザで行うという「あれ?ブラウザってロボットのプラットフォームですよ?」の期待を裏切らないロボット。
操作のための信号は、タブレットの音声端子のR(右)とL(左)から2種類送るという、コロンブスのタマゴ的な目の付け所。さすがです!
パソコンからロボットの挙動が確認できます。これを見ていると確かに「ブラウザはロボットのプラットフォーム」ですね。うん。
「Webファミコンロボット」はこちら。フォクすけと一緒にいるのが html5j 的なのです。
こちらは「HTML5なボール紙の戦車」。ゲームコントローラーで操縦することができます。
どうして説明に黒文字が多いかというと、会場の無線環境が不安定なため、機能を縮小して動作させたという背景が。(会場はびっくりするくらい無線がつながりませんでした 汗)
こちらが、戦車です。もちろんブラウザで色々とできます。
音声録音/再生できる Ommnibot “Headdoid”はこちら。このロボットを見て「懐かしい!」と足を止める人が多数。写真が撮られた枚数はこのロボットが一番多かったかもしれません。今のところは動くだけですが、今後機能を追加していく予定だそうですよ。
ということで、Webで操作できるロボットが沢山いて盛り上がった「html5j ロボット部」でした。
来年のMFTにも出展予定なので、是非いらしてください。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。