「ロボアプリ品評会 2015夏」で1位! ビートを刻んでセッションしようぜ!〜ペパリズム
アプリタイトル:ペパリズム
デベロッパー:HYGE Interface Robotics Lab.
対象機種:Pepper
アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBankで一足先に一般販売向けのPepperの公式アプリに触って体験してきましたのでご紹介します。今回はPepperで様々な楽器とセッションが出来る「ペパリズム」です。
(※レビュー執筆時と実際にリリースされるものとは内容が異なることがありますのでご注意ください)
楽器はやったこと無いのですが、やっぱりビートを刻むって大事なのはわかります。最近流行っているボイパ(ボイスパーカッション)にしても、リズムをどう刻むかというのは大事ですし、それによって全然カッコよさが違いますからね。
でも、ドラムマシンを買うほどじゃないよっていう方にオススメなのが、この「ペパリズム」。ドラムマシンの様に、ビートを刻んでくれてセッションをすることも可能というアプリです。
起動すると、手拍子でBPMを決めます(これは後から調整可能)。その後、どんなジャンルの曲が良いかを決めて「PLAY」をタップするとPepperからイカしたビートが流れます。
ジャンルも「メトロノーム」「HIP HOP」「ELECTRO」「TECHNO」「ROCK」「METAL」の6種類から選べます。「PLAY」をタップすると演奏開始。ドラムだけでも結構カッコイイし、Pepper自体もジャンルに合わせてノリノリで動くのいけてます。HIP HOPなら、腕を組むような感じ、ROCKならギターを弾くマネなど凝っている感じです。
タブレットで操作もいいのですが、ペパリズムの特徴としてはセンサーを使ってコントロールが出来るという点が挙げられます。
演奏中に頭を触るとSTOP/PLAY、右バンパー、左バンパーで5bpm刻みで変わっていくのは便利ですし、「考えてるなぁ〜」と思わされました。特に足のバンパーを使ってコントロールというのは、今までアプリを見てきても無かったんじゃないかなと記憶しています。
タブレットも結構反応が悪かったりするので、それを補う(というより、凌駕しているのですが)という点でも良いですね!!
ただ残念のが、このセンサーを使ったコントロールがヘルプを見ないと分からないという点です。タブレットの「?」をタップすれば説明してくれるのですが、それを見ずにも基本的に使えてしまうのでもしかしたら気が付かない人も出るかもと思ってしまいます。
また、Pepperには音声を出力する端子が無いので、アンプなどに直接接続出来ないのは本当に残念です。
それを引いたとしても、現時点では相当クオリティの高いアプリだと思います。
また、2015年8月18日に行われた「ロボアプリ品評会 2015夏」でも1位の成績を獲得しました。
「ただ動かす」から、「どうやって心地よくコントロールするか」というステップにアプリが移ってきたのかもしれません。