IoTデバイス満載の最先端スマートハウスショールーム「リノベる。Connectly Lab.」行ってきた!
誰でもハックできるスマートハウスショールーム「Connectly Lab.」に行ってきましたのでご報告。
渋谷の駅からすぐ近くです。
新南口 徒歩2分、東急南口 徒歩4分、東京メトロ 15番出口 徒歩5分といった感じ。
住所は「東京都渋谷区渋谷3丁目10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル」。
現状、営業時間は平日 10:00〜19:00。土日祝日および平日夜間はイベントのみとのこと。
「世界中の技術とアイデアが集まる。」ってすごいな・・・。
一見、普通のショールームですね。
部屋の中に入るとそれはもうオシャレなモデルルームみたいです。いや、実際そうなんですけど。
キッチンなども普通に作り込まれていますが、特にスマートハウス感が露骨にわかる感じはありません。
壁一面にさりげなく設置された棚。ここがIoTデバイスの展示になっているのでした!なるほど。
これならIoTマニアも納得、IoTマニアじゃない普通の人も違和感ないですね。
さて。一つずつ見ていきましょう。
まずご存知ユカイ工学のBocco。これぞIoTとロボットの融合したデバイスですね。最近iPhoneのみならずAndroidにも対応したので利用者が増えそうなロボットです。
つづいてダブルブロボティクス(Double robotics)のダブル。テレプレゼンス・ロボットですね。
そしてアマゾン・エコー(Amazon Echo)。日本未発売ですが、音声アシスタントという位置付けでスマートホームにぴったりの製品です。今度改めてじっくり触らせてもらおうと思います。
キュリオスマートロック(Qrio Smart Lock)。スマートホームの入り口に設置したい未来の鍵ですね。スマホが鍵になり、それをシェアすることもできるというシステムです。
ヒュー(PHILIPS hue)。これはスマートLEDライトで、スマホで明るさ、色をコントロールできます。いろいろと試させてもらいましたが、部屋に複数セットされた環境では部屋の雰囲気が一気に変わります。素敵です。
こちらはヒュー タップ(Philips hue Tap)。Philips Hueと組み合わせて使うとスマホなしでも灯りを制御できるというもの。
セーフィー(Safie)。ホームセキュリティのカメラで、スマホでコントロール可能です。これでセキュリティは万全ですね。
ウォモ(Belkin WeMo)。これは家庭用電源リモートスイッチで、コンセントをスマホでコントロール可能になります。これを使うことで単純な家電は制御できることになりますね。
メッシュ(Sony Mesh)。電子ブロックのように組み合わせて使うIoTデバイス。これも実際にいろいろと後日試してみたいと思っています。
フラワーパワー(Parrot Flower Power)。植物の状態をリアルタイムにスマートフォンやタブレットで管理できるセンサー。オシャレな観葉植物がたくさんあるショールームですが、こういうデバイスで管理をしているのかと感心しました。
ネタトモ(Netatmo)。屋内外用2つのモジュールで気温や湿度、CO2濃度などから屋内外の空気質を評価。その情報をスマホで確認できるアプリケーション連動型ウェザーステーション。これもスマートホームにぴったりなデバイスですね。
ネタトモ・ウェルカム(Netatmo welcome)。こちらは顔認識システム付 Wi-Fiホームカメラでカメラの前をとった人の顔を識別してスマホに通知させることができるデバイスです。
ネット対応エアコン。これもスマホやロボットからエアコンを制御できるようになるわけで、IoT時代には欠かせない家電になりますね。
ココロボ。ロボット掃除機ですね。これはもうスマートホームでなくても当たり前になりつつありますね。
アイリモコン(iRemocon)。家電のリモコンを学習させることで、どこからでもスマホで家電をコントロールできるデバイスです。
Android TV搭載のソニー・ブラビア。ネット経由で操作可能ということでスマートホームに置くならこんなTVがいいですね。
猫耳カチューシャ(necomimi)。脳波で動く猫耳で、集中すると耳はピンと上に立ち上がり、リラックスすると耳は寝て、集中とリラックスの同時で耳は立ち上がり、ピクピクと動くというもの。
スカイベル(SkyBell))。Wi-Fiでスマホと連携するドアホン。いろんなデバイスがスマホに連携する時代を痛感させますね。
で、これらのスマートデバイスがConnectly Lab.では自由に触れるのです。使用して購入検討できるのはでかいですよね。
また、自作のデバイスもこのスペースに展示をお願いすることもできるのだそうです。テストするのに最適の場所と思えます。
さらに、このオシャレな空間をイベントや撮影などにも使用可能とのこと。当社もIoTデバイスとロボット、スマートハウスとロボットの関係性を考える上で、この場でのイベントを企画していこうと思っています。
本当に素晴らしい空間ですね。
でも利用料金、お高いんでしょ?
・・・と思ったら、10月までのテスト運用期間については見学無料、スマートハウスに関連するイベントであれば無償!とのこと!
すごくないですか?Connectly Lab.!
さて。早速行きたくなった方へ。ご利用までの流れの案内はConnectly Lab.サイトにでてますので確認ください。
最後にお話を伺った木村大介さんによる説明資料。また遊びに行きますので引き続きよろしくお願いします〜!
スマートハウスの実験室 Connectly Lab.
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。